コロナ禍を生きる若者たちへ | げんちゃんといっしょ

げんちゃんといっしょ

愛犬との生活の記録

みんな本当にがんばっていると思う。

これは皮肉なんかじゃない。

ありがとう、と言いたい。

若者たちよ、ありがとう。

われら中高年のために、こんなに我慢をしてくれて。

 

重症化率も死亡率も限りなくゼロに近いのに、

わたしたちおばさん、おじさん、おばあさん、おじいさんのために。

 

自由にはじけて

思いっきり恋をして、

たくさんの人たちに出会い、

みんなでおいしいもの食べたいよね。

みんなで一緒にいたいよね。

いろんな場所に行きたいよね。

若いんだもん、当たり前だよ。

それなのにこんなに我慢をしてくれて。

 

わたしたちおばさん、おじさん、おばあさん、おじいさんは、

みんながそうじゃないと思いたいけど、

感染を若者のせいにして、

「もっと我慢しろ」

「今は我慢のとき」

「命ほど大切なものはない」

「あなたのお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんのために」

と呼びかける。

 

まじめなあなたたちの中には、

「しかたないよね。わたしたちが感染を広めてるんだから」

と非難を受け止める人までいる。

 

ほんと、

わたしたちおばさん、おじさん、おばあさん、おじいさんは

頭があがらない。

はずかしいよ。

わたしたちは、

あなたたちにお礼を言うどころか、責めるばかり。

 

一度しかない青春を、自粛して過ごせと堂々と言う。

あなたたちの倍以上生きてきた、

自分を犠牲にしてでもあなたたちを守る存在であるべき大人のわたしたちが、

声高に、若いあなたたちに犠牲を求める。

 

たまには羽目を外す子もいるよね。

若いんだもの。

わたしたちが若いときもそうだったんだよ。

 

今ではそれが、犯罪者扱い。

街角で、屋外で、マスクを外して大声で話していただけで、

まるでコロナウィルスをまき散らしているかのように報道される。

 

感染は、

不可抗力だし、最終的な部分では自己責任。

どんな病気でもそうだもんね。

人のせいにするなんておかしい。

あなたたちのせいじゃないんだよ。

どうか自分を責めたりしないでね。

あなたたちが自由に羽ばたける日が

1日も早くきますように。