本日、月組大千秋楽を配信で観ました。

 

SNSで、観劇後に、近くの見知らぬ人が「全然わかんなかったね~」って感想言っててイラっとしたというのを見かけて、この大感動の退団公演観て、そんな感想持つ人いるんだびっくりと驚いていたのですが、本日遭遇してしまいました。

 

なにを隠そう、私の母上様です(桜嵐記モード)

 

母は、宝塚にどはまりしているわけではないけど、多少は理解していて、公演によっては生観劇かライブ配信を観る超ライトな宝塚ファン(とも呼べないレベル)

 

桜嵐記は、近年まれに見る名作だと確信していた私は、これは配信絶対一緒に見よう!と声かけし、それほど日本史に詳しくない母に、日本の歴史の南北朝時代のマンガを読ませて事前に予習もしてもらっての配信観劇。

絶対泣くから、ティッシュ大量に用意して、いざ配信スタート。

 


それが、観ている途中で、「全然わからないえー」ですって。

挙句の果てに、お菓子をポリポリ食べだし(そのせいで、台詞が聞き取れなかったりしたのよ~)、あくびしたり、スマホいじりだしたり、もっとも一緒に配信観たくないタイプの人のフルコンボ( ̄▽ ̄)

 

いや~驚いた。

 

桜嵐記は、誰にでも通用する大感動の退団公演だと信じていたので。

 

それで、考えてみたんですけど、これは、日本史オンチだからというよりも、宝塚の退団公演や、番手や、宛て書きをある程度理解しているからこその、名作なのだな、と。

 

だって、私の感動ポイントを列挙するに

・光月組長、夏月副組長の登場の佇まいから感じる圧倒的芝居の月組の実力

・大きな時代の流れのため、戦う正行から、大きな流れの中で月組トップになられた、たま様への想いを至らせる

・珠様正行の思いを引き継いで、実現していくれいこちゃんの正儀。

・珠様正行に出陣式で歌を歌うのは、月組生え抜きのありちゃん後村上天皇

・出陣式の場面を最後に持ってきていて、珠様に「みなさま、お別れを申し上げに参りました」と言わせるすごさ

・戦いの場面でも、珠様正行一人舞台で戦ってる場面を作ってある退団トップ様への配慮

・それ以外の退団者、退団者以外も適役しかないすさまじさ

・後村上天皇の歌・・・なんかふるさとって言ってる・・・珠様なので、IAFAのふるさとや、宝塚をふるさとと言ってるのかな、とか

 

そういう理解なしには、そこまでの感動はないのかも、と目からウロコでした。

こういう超超ライトファンと見るのは、桜嵐記ではなく、シティーハンターだったのかもなぁ・・・

 

ううむ、今日は一人でもっと浸って観ればよかったな、と少し後悔中。

 

そして、ショーからは家庭の事情で観られなかったので、SNSでレポをあさっている私です。

最後のご挨拶を観ていないので、まだ珠様たちが退団した実感がない。

タカニュで見たら、実感するかなぁ・・・

 

ちなみに、母が桜嵐記見ながらポリポリ食べてたのは、こっちゃんお気に入りの横綱あられ。

我が家で大人気。食べだしたら、本当に手が止まらない。

 

 

 

 

 

 

 

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