いよいよ明日が愛月さんのマノンバウ初日。

愛ちゃんの好きなところを書き連ねている途中だけど、今日は、マノンの予習について。

 

前回の瀬奈さんの「マノン」は観劇してないし、映像も未拝見。

月組の「舞音」は生観劇した。

それで、なんとなくストーリーはわかるし、まあいいかな、と思ってたんですが、愛ちゃんへの気持ちが高まりすぎて、やっぱり原作読みたくなったよね。

 

それで図書館で借りてきました(チケットは金額考えずに追加できるのに、文庫本代は節約する私)、アベ・プレヴォーの「マノン」。

 

まず、読み始めて、これ本当に原作であってる??って不安に駆られたんだけど、登場人物の名前が宝塚版と違うびっくり

 

いや、正確に言うと、宝塚版の登場人物の名前が違うんですけど(マノン以外)。

物語の舞台はフランス。

宝塚版はスペイン。

 

登場人物の名前は違えど、どの人がどのお役かは把握できます。

噂によると、マノンの兄レスコー(天飛華音くん)の方が、主人公ロドリゴの親友ミゲル(綺城 ひか理)よりいいお役らしいんだけど、本で読んだ分には、ミゲルの方がいいお役に思えてしまう。

だって、レスコー、かなりクズなんですけど…。

ミゲルは、心底いい人。

あまとくん、あんなどクズ演じるのか…がんばれ!

 

正直、本だと、まあ昔の本ですので、価値観が違いすぎて、ストーリーも感情もあまり入ってこなかったです。

 

マノンがまた、とんだビッチで・・・キョロキョロ

こんな女に引っかかっちゃダメよ~という思いで読んでしまった。

 

けど、きっと、舞台では宝塚用に、上手に演出されていることと思います。

そして、マノンもビッチではなく、有沙瞳ちゃんが自由奔放で、純粋で魅力的なマノンを演じてくださる自信がある。まだ、公演始まってないけど、みほちゃんのマノンがすばらしいことは想定の範囲内です。

 

愛ちゃんのロドリゴは、正直まだ全然ピンときていません。

原作の主人公デ・グリューは、全く好きではなかったんです。

現代人からすると、甘えたお坊ちゃんで、感情に流されてばかりで、おいおい、もうそろそろ冷静になってくれよ、って心配になる若者で、そんなピュアピュアお坊ちゃまと愛ちゃんが結びつかない・・・

 

きっと、そこまでの幼い感じではなく、役作りされてるんだと想像してます。

 

明日の夜には、観劇レポが流れる世界。

マノン、待ち遠しいです。

 

あと、小声で言っておくけど、原作は別に読まなくていいと思いました!

たぶん、ロドリゴ像が全然異なるんじゃないかなぁ