バル騒動ですっかり放置しちゃってたぷぅとあちゃの物語でございます。

 

 

こちらの画像は、冬の一コマ。

 

あちゃはひとりで寝たい派でした。

子犬や子猫は子供だからと大目に見てましたが、

その子たちも生後6ヶ月くらいまで育つと唸って追い払ってました。

あちゃにとって生後6ヶ月はいちにんまえのオトナだったみたい。

 

でも、ぷぅちゃんだけは追い払いませんでした。

あちゃにとってぷぅちゃんはいつまでも子供だったのだと思います。

 

熊しっぽ熊からだ熊からだUMAくん熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊あたま

 

 

さてさて物語は、

 

シェルターにボランティアへ行ったワタクシゆず吉が

あんよを骨折してシェルターに保護されたあちゃに

ズキュン恋の矢になった。

 

その続きでございます。

 

 

あちゃしかいない!!

 

 

そう確信した私は、その日のうちに家族に報告しました。

犬を欲しがっていたのは私だけだったので、家族の反応はクーーール極まりない。

 

ふーん、了解。

姉は一度あちゃに会ってみたい。な反応でちょっと優しかった。

母は…

 

「足を怪我してるんでしょ?かわいそうで見てられない。

他の子じゃダメなの?」

 

クールどころか拒絶ですわ。

 

「はっ?骨折してるから駄目ってこと?

もらうのは治ってからだし、骨折は今だけだよ」

 

骨折が理由になることってあるんだね。

この時はびっくりした。

でも母にとっては立派な理由だったんだよ。

 

「跡が残るでしょ?」

 

「針金入れてるしね。

そりゃ残るけど、そんなに目立たないと思うよ」

 

「それに足を引きずるかもしれないじゃない。

かわいそうだから見たくない」

 

かわいそうだから見たくない?

 

 

 

 

 

「あのさ、生まれてから死ぬまで怪我も病気もしないって子いる?

もらった時は健康でも、どこかで病気になったり大きな怪我したりするわけでしょ?

そしたら、かわいそうで見たくないからって捨てるの?」

 

実際はもっといっぱいまくし立てた気がする。

「かわいそうだから見たくない」って言葉に怒りが爆発しそうで、

そんな私を家族が慌てて止めて、

止められたことにも腹立てておりました。

 

母はきっと過去の犬たちを思い出したのでしょう。

黙ってしまいました。

 

 

私が物心つく頃に我が家にやってきたアフガンハウンドは、1才の誕生日を迎えることなく旅立ちました。

近所の犬たちが次々と同じ病気になったと話していたし、たぶんパルボ。

弱っていくアフガンの看病をしたのは母でした。

 

シェルティは9才の頃にフィラリアで旅立ちました。

看病は私が死守して譲りませんでしたが、最期を看取ったのは母でした。

そして、フィラリア予防をサボったことを誰よりも後悔していたのも母でした。

 

母は今でもこのアフガンとシェルティと一緒に暮らしたいと思っています。

体力的にアフガンはもう無理だけど、シェルティならまだまだ介護できるからあの子にそっくりの子がいたら引き取りたいとかこの間も話していました。

そんな母にとって、病気だからという理由で捨てるなどあり得ないこと。

私の質問に答えれなかったのです。

 

 

反論出来ないと判断した母は、翌朝、次の手に出ました。

 

「犬はいらない。飼う話はなかったことにして」

 

「はっ?母が犬を欲しくないのは知ってるよ。

でも、気に入った子がいたら連れて帰ってきて良いって言ったじゃん!!」

 

「状況が変わったのよ!」

 

「なにそれ?

そんなにあちゃが気に入らない?骨折してるってだけで?」

 

「とにかく変わったの!!」

 

出ました母の必殺技「状況が変わった」

子供の時から何度これで理不尽な思いをしたか。

 

でも、私はもう子供ではありません。

母があちゃを拒否ったからと言って、私があちゃを諦める必要はないのです。

 

とは言え、この時の私は無職。

貯金を食いつぶしてボランティアに明け暮れる日々。

家を出てあちゃを引き取るのは難しい…

 

 

さてどうしたものか。

 

 

悩みながらボランティアへ行くと、子犬の里親希望の方が訪れていました。

この時、たくさんいた子犬はどんどん貰われていっていて、

シェルターに残っていたのはあちゃともうひとりだけ。

 

スタッフは最初もうひとりの方を紹介しましたが、

薬品をかけられて皮膚がケロイド状にただれていたその子を、里親希望の方は「かわいそう…」と拒否しました。

 

おや?どこかで聞いたセリフ。

ここにもいやがりましたか!なんて怒りが再燃している私を余所に

スタッフは、今度はあちゃを紹介しました。

 

えっ?

 

いや、

 

あの、

 

あちゃは私の子でしょ?

なんで他の人に紹介してるの?

 

スタッフに無言の抗議をしましたが、

シェルターにとって私はまだあちゃの里親ではありませんでした。

母が拒否ってるせいで、譲渡条件のひとつである「家族全員の了承」をクリア出来ていないからね!

 

それは分かる。

 

分かるけど、

 

あちゃは私の子だし!!

 

 

あちゃが里親希望の方とお見合いしているのを、

私はハラハラしながら見守ることしか出来ませんでした。

 

頼む!!

いらないって言って!!