野犬が落ち着ける環境を整えたら、次はゴハンです。

 

保護主さんから分けてもらったフードをサークルの中、クレートの側においてあげてください。

警戒心が強い子ほど初日は食べないことがありますが、成犬であれば特に1日食べなくても大丈夫なので無理に食べさせる必要はありません。

 

夜の家族が寝静まった後にこっそり食べることも多いので、一晩おいたままにしてあげると良いでしょう。

 

食べない場合は、時間をおいてもう一度あげてみてください。

 

ドライフードを食べなくてもミルクは飲んでくれる場合もあります。

子犬の場合は、ドライフードを食べていても栄養が足りなかったり免疫力が下がっている場合があります。

ミルクをあげると良いでしょう。

 

 

体調が悪い場合は、ドライフードをお湯でふやかしたり、胃腸のサポートフードに切り替えるなどして、胃腸への負担を軽減させてあげると良いです。

 

人間になれるまでは、人間の姿が見えているうちはゴハンを食べようとしません。

毎回、

 

① 優しく声をかけてからゴハンを置く。

 

② 目の前でチーズやお肉など、美味しい匂いのするものをゴハンに追加する。

 

③ サークルから離れた場所で野犬に背中を向けてリラックスする。

本を読む、ネットで遊ぶ、寝っ転がる、寝てしまうなどでも良いです。

絶対に野犬の存在に気づいていない、興味ないように振舞ってください。

少しでも反応してしまうと意味がありません。

 

④ 20~30分経っても食べ始める様子がなければ、部屋を出て野犬の前から姿を消す。

最初は気配を消したほうが良いですが、馴れてくるにつれて洗い物をする、洗濯を干すなど何か作業しながら人間の気配を教えると良いです。

そうすることで「姿はないが気配はする状態は危なくない」と覚えるようになります。

 

 

野犬が人間に馴れるにつれて④は必要なくなります。

その場合、③の「サークルから離れた場所」から徐々にサークルに近づくようにしてください。

サークルにもたれていても、野犬がゴハンを食べるようになったら、スキンシップはもう目の前です!!