◆ 万が一異常が発生したら

下痢や嘔吐が続く場合がありますが、極度のストレスが原因で病気ではありません。

安静を心がけ、新鮮な水と胃腸にやさしいゴハンをあげてください。

症状を見て、保護主や動物病院にご相談ください。

ただし、環境に馴れるまでは動物病院へ連れて行かないほうが良い場合があります。

 

◆ 家の中で一緒に暮らしてください

家の外で暮らす場合、頑丈な犬舎に入れ、チェーンのリードと抜けにくい首輪で係留しても脱走する危険が高いのでお勧め出来ません。

また、人間と距離をおいて暮らすことになるので、家族になるまで更なる時間が必要になります。

 

◆ 万全な迷子対策をとってください

身体能力や逃走の性能が高い野犬は一度逃げると捕まえるのは困難です。十分にご注意ください。

網戸にしない。窓を開ける時はサークルやクレートの扉を閉める。玄関を開ける時は部屋のドアを閉める。など、野犬が外に出ないように細心の注意を払って下さい。

迷子札をつけていても逃走中に迷子札のみ取れてしまう場合があります。迷子札のリングを頑丈なものに付け替えるなど工夫してください。

首輪に直接名前と電話番号を縫いつけるとなお良いです。

マイクロチップは迷子札や首輪のようにとれてしまう危険がないのでお勧めです。

 

◆ 追い詰めないでください

回避・逃走本能が強く、一般的な家庭犬とは違った動きをします。

不用意に追い詰めると思わぬ方法で逃げ出すことがあります。

基本的にそっと見守り、無理のない範囲でスキンシップするようにしてください。

 

◆ 大きな音をたてたり大声で話さないでください

神経が過敏になっているので、大きな音や声に過剰に反応します。

家の中が安全だと教えるためにも、野犬が環境に馴れるまでは大きな音や声はご遠慮ください。

また、予測できない動きにも驚きパニックになることがあるのでご注意ください。

 

◆ 部屋の模様替えはしないでください

野犬はどこに何があるかを明確に記憶しています。

僅かな配置の変更も過剰に反応し警戒するので、野犬が環境に馴れるまでは現状維持を心がけてください。

 

◆ 水は多めに用意してあげてください

野犬は一度に大量の水を飲みます。水は大きい器に用意し、ゴハンにも水分を入れるようにしてください。

環境に馴れるにつ入れて水を飲む回数は増えていきます。

 

◆ トイレスペースは清潔を保ってください

野犬はとてもキレイ好きです。トイレが汚れているとしない場合があります。

ペットシートはこまめに交換してください。

ただし、最初はペットシートに僅かな尿を付着させてトイレの場所を教えてあげると良いでしょう。

野犬は賢い子なのですぐに覚えます。

全くトイレをしない日がある場合がありますが、環境に馴れるにつれてトイレの回数は増えていきます。

 

◆ 首輪とハーネスの両方を用意してください

外に連れ出す際は、しっかりしたつくりの首輪とハーフチェーンの首輪の2本、もしくは首輪とハーネスの2本を装着し、互いをカラビナで繋いでください。

リードは各首輪・ハーネスに1本ずつ付けますが、そのうちの1本は肩掛けのリードにするのがお勧めです。

触れない野犬の場合は、室内でも首輪・ハーネスを装着し、リードを1本付けておくことをお勧めします。

リードを付けておくことで、散歩用のリードへの付け替え、サークルに入って欲しい時などの誘導に役立ちます。