●「みみずくず」バンド名の分析

大阪十三のドラム教室講師前田伸一です♪

 

僕はみみずくずというバンドに所属してます。

みみずくずサブスク

 

先日旧友の言語学者と話しているときに「みみずくずはどうしてるの?」って話になり「今は曲作りばかりでライブ活動はやってないんよね~」みたいなことを応えてました。

 

いやね、「みみずくず」ってバンド名を母音と子音、発音の面から分析するとむちゃくちゃ面白いんやで、みたいなことを彼が言ってて後日しっかりメールで解説を送ってくれました。

それがもう絶対に専門家でしか気づけない視点での話で、しかもウンチク的に非常に面白くて堅苦しくない話だったのでブログで彼の許可をもらって載せることにしました!

 

以下がDくんからのメールです。一読の価値有り有りです!!

 

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みみずくず

初めて聞いたとき、「秀逸なバンド名やなぁ」と思いました。

「みみずく」を選んだのは、一風変わった鳥でありたいという願望なのかな。

それから、メンバーが三人だから、英語の複数形の「ず」を足したんでしょうけど、これでしゃれた造語になってる。

でも、もっと秀逸なのは音の面。

「み」や「ず」のくり返しでリズムが出るあたりは、気づく人も多いでしょう。


意識しにくいところを二つほど。そのために、mimizukuzuとローマ字表記にしてみます。
すると、母音がi-i-u-u-uと並んでることが分かります。

iとuは両方とも、舌を上げて発音する母音。つまり同種の母音が並んでいる。
これが心地よく響くんでしょうね。

ちなみに、上代の日本語には同種の母音を並べる傾向が強かったとの説があります。

「こころ(kokoro)」や「あたま(atama)」という単語は、その頃の名残りとか。

バンド名を考えようとして、無意識のうちの上代のエネルギーを引き出した…とすれば、物語としてはおもしろいですね。


さて、音の話をもう一つ。

今度は子音の並びm-m-z-k-zに目を向けると、kだけが、口の奥で発音する、無声(声帯が響かない)の音です。

 

ほかと異質のkという音を置くことで、ここにコントラストが生まれます。

 

例えば、「みみずぬず(mi-mi-zu-nu-zu)」という音の並びと比べてみて下さい。

 

「みみずくず」だと、kで少し力が入る分、耳に残りやすくないですか。

短いバンド名に、意味と音の両面でこれだけ特徴を凝縮してる例って、なかなかないと思います。

 

すぐに思い浮かぶのは、「ゴダイゴ」ぐらいですね。

今後とも、活躍を期待してます!

 

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素晴しい分析をどうもありがとう!!

 

 

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