★ヘッド交換、リム

大阪十三のドラム教室講師前田伸一です♪

 

今日は基礎練習とか課題曲ではなくてヘッドを交換するとスネアのサウンドがどう変わるか!

 

またチューニングを変えることでどんな音になるか!

 

スネアやドラムセットを持っていない生徒さんの疑問(好奇心、笑)に答えるレッスンでした。

5種類のヘッド

・レモ:コーテッドアンバサダー(最も一般的)

・レモ:コントロールサウンド(コーティングヘッドにドットを裏から貼りつけている)

・レモ:レゾナンス(皮に似たウォームなサウンド)

・エバンス:ジェネラドライ(ヘッドに穴が空いている)

・エバンス:G!(レモのアンバサダーの対抗商品)

 

この5種類のヘッドにスティールフープとダイキャストフープを付け替えて次々に試奏。

 

合計10種類なので付け替えやチューニングの説明していると2時間はあっという間でした。

 

一番わかりやすかったのがスティールフープとダイキャストの音のちがい♪

左がダイキャストです。重くて太いのでヘッドの倍音が消されます。

なのでコーンっていうよう抜けの良い音でアタック音が強調されます。初心者でもすぐわかる!

 

僕自身は倍音が出るスティールフープで自分で調整する方が好みです。

 

裏にドットを貼りつけたコントロールサウンドもそれがミュートになるので倍音が消えてアタック音が目立ちます。

 

知らない人だと「へ~?!」ってなるのがエバンスのジェネラドライ。
ヘッドのまわりに小さな穴が開けられています。

 

打つとそこから空気がもれますよね。そのせいでバシャッて感じの乾いた音になります。

 

僕はいっときこの音が好きでしばらく使っていました。

 

今でも嫌いじゃないんですが調整しろが少ないので面白くないので結局コーテッドにもどってます。

 

 

レゾナンスは今では多分販売中止になってたと思います。

皮のヘッドのタッチをってことですが単にヘッドが厚いだけでこのヘッド特有の特徴はあまり感じれなかったです。

 

ジェネラG!はエバンスのスタンダードのひとつです。

 

エバンスとレモのコーテッドを比べるとレモの方が若干塗装(表面のザラザラ感)が厚いのでブラシでこするときはこっちを好む人の方が多いようです。

 

またエバンスはレベル360という製法で作っているので品質が安定しておりチューニングが容易に決まるとうたっています。

 

確かに周縁のヘッドを成形している部分はエバンスの方がていねいな感じはします。

 

でもそれがどれだけサウンドに影響しているかはわかりません。一度張り替えれば僕はべこべこなるまで使う人なので、どちらのヘッドも長持ちして良いです(笑)

 

グルーブマスターの沼澤尚さんは新品のヘッドは音が安定しないからとスタジオに行くと使用済みのヘッドをもらって帰るそうです。

 

その方が自分の音がすぐに決まるとかなんとか、、、笑

 

まっ都市伝説の域を出ませんが、ヘッドも楽器の一部。

使い込んだ方が良い音が出るような気はします。

 

スネアも持っていなかった生徒さんなので、すごい面白かったようです!

 

ますますドラムに興味を持ってもらったらうれしいな^-^