満身創痍でフィニッシュしたさいたまマラソンから早9日。幸い疲労はほとんど抜けており次の試合に向けて再始動しているところ。

 

 

前を向くことは人生において非常に大切だが、時には今後に活かすため振り返ることも必要。

 

 

ということで、今回は色々あったさいたまマラソンの振り返り。

 

 

宜しければ下記記事もご参照あれ↓

 

 

 

 

 

 

  スタート前

 

アップを兼ねてjogで現地入り。メイン会場はさいたまスーパーアリーナ。さいたま新都心駅から数分の好立地。

 

 

さいたま市陸協の仲間と合流し、追加で1㎞弱のアップと動きづくりを実施。アップエリアはアリーナの周辺で確保されており、人は多いもののほぼストレスなくジョグが可能。

 

スタートは9時だが、整列は8時20分から。なるべく前の位置を確保するべく8時半ころにはスタートラインへ。

 

 

Aブロックだったため、幸い前方からのスタートが可能。とはいえ、Aにもかなり多くのランナーがひしめき合っているため、のんびりしていると後方に追いやられてしまう。

 

 

あいにくスタート地点はビルの陰に隠れる場所で、スタート数分前からは冷たい風も吹きつける状況。軽く体を動かしながらスタートの時を待つばかり。そして9時ちょうど、いよいよ号砲。

 

 

 

  スタートから中間点まで

 

スタートロスは数秒。ストレスなくスムーズにスタートすることができた。序盤はキロ3分50秒を僅かに切る程度のペースを維持。特定の集団に付くことせず、流れに沿って淡々とペースを刻む。10㎞を過ぎたあたりからはちょうどよい集団が形成されていたので、そこに潜り込ませてもらい無駄な力を使わないように意識。

 

この時期なので北風がやや強かったものの、北へ向かうエリアはほとんどなく、浦和美園駅付近から埼玉スタジアムくらいだっただろうか。中間点の通過は1時間20分24秒。

 

 

Lap:19:03-19:00-19:05-19:07-4:09

 

 

 

  中間点から33㎞付近まで

 

越谷市へ一時足を踏み入れると程なくして折り返し。そこからもしばらく順調。新見沼大橋上で30㎞地点を迎える。社会人になってからのフルではほとんどこの時点で既に足が売り切れていたのだが、今回はまだまだ元気な状態。「2時間40分切りが現実味を帯びてきた」とすら感じていた。

 

 

31㎞付近、芝原一丁目の交差点で一旦南へ進路をとる。このあたりから雲行きが少しずつ怪しくなってくる。ペースこそ保てていたものの、足取りが明らかに重くなってきてしまう。1㎞程走って折り返し、再び芝原一丁目交差点に。このあたりで集団からこぼれてしまう。ちょうど33㎞付近。ここからは抵抗することがまったくできず…。

 

 

Lap(20~30㎞):19:02-18:57

 

 

 

  33㎞からフィニッシュまで

 

1㎞毎のLap(33㎞以降):3:56-4:20-4:36-5:07-4:51-4:45-5:41-4:58-6:35-2:00

 

残りは僅か9㎞。されど9㎞。ひとたびペースが落ちてしまうと立て直すのは至極困難。39㎞まではなんとか止まることなく前に足を進めることができたが、40㎞を前についに立ち止まってしまう。ここからキロ5分で走れば2時間50分切りは達成できたのだが、もうその元気は残っておらず。何度も立ち止まり、途中沿道スタッフの方から経口補水液をボトルごと頂きながら満身創痍でフィニッシュ。陸協の仲間が待っていてくれ、情けなさに思わず涙が出てしまった。タイムは2時間51分48秒。

 

 

 

 

  フィニッシュ後…

 

預けていた荷物を引き取り、しばらくはアリーナ席で体を休める。「集団走をしているときに無駄な動きをしなければ」とか「せめて35㎞まで粘れていれば」などのたらればがいくつも頭をよぎったが、すべて結果論。力不足の一言に尽きる。荷物をまとめてそそくさと帰路へ。

 

 

 

  課題と収穫

 

結局今回も最後まで止まらず走りきることはできなかった。過去10回のフルでもラスト2.195kmの記録は最遅ではないだろうか。一度失速してしまうと歯止めが利かなくなる点も改善できておらず。

 

 

それでも収穫はあった。まず40㎞付近までは一度も立ち止まることなく走り続けられたこと。社会人になってからのフルは、いずれも25~30㎞で一度は完全に足が止まってしまっていた。距離走(jog含む)の回数を増やした成果だろう。次にキロ3分50秒を切るペースで35㎞近くまで淡々と走り続けられたこと。25㎞以上の距離走を行う際はこれくらいのペース帯を常に意識していたが、どうやらその効果は大きかった模様。そして実はこれでも自己ベストを15分ほど更新していること。おそらくこれは、年間の走行距離が大きく増えたことに起因すると思っている(例年年間4000~4200㎞程度だったのが昨年は4800㎞)。方向性は間違っていないはず。

 

 

 

 

今シーズンはもう一本フルマラソンに出場する予定。時間はまだあるので、しっかり準備を行い40分切りに近づけられるように引き続き頑張りたい。

 

 

【無料トライアル】マナラホットクレンジングゲル

敏感肌・乾燥肌向けスキンケア アルティモイスト

【ゼンブヌードル】8食モニターセット