「知るとのみ 思いながらに 何よりも 知られぬものは 己なりけり」

なくて七癖と言われるように、自分には癖がないと言う人でも、七つ位は癖があります。しかし、貴方の癖は何ですか?と聞かれ、七つも言えるでしようか。むしろ、あの人の癖は?と聞かれた方が、たくさんの癖をあげられます。それだけ自分の事は分からないのです。

昔、泥棒の親分が盗みを終え、盗んだ金杯で子分と一杯やっていると、途中で金杯がなくなった。親分は、この中に泥棒がいるぞと怒ったそうです。