ランニングとエネルギー源① | 市民ランナーのためのランニング知恵袋

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おはようございます。
市民ランナーのランナーFです。


前回までのシリーズでランニングのパフォーマンスを決める要因について書きました。
今回からはエネルギーのお話をします。


ランナーは、主に糖質と脂質からエネルギー源を獲得して走っています
もっと具体的に言うと体内に蓄えられた糖質、脂質を分解する際に作られるATPという化学物質を使って走ることができます。
この糖質と脂質のうち、脂質はどんなに痩せているランナーでも枯渇することがない量(数kg~10kg程度)を身体に備えています
一方、糖質は平均すると筋肉中に約250g、肝臓に約100g、血液中に約15g程度しかありません
糖質は、1g=4kcalのエネルギーを有していますが、体内にある糖質全てを使ったとしても約1500kcal程度のエネルギーしか産生できません


それに対して、ランニング時に消費するエネルギーは、基本的に1km=体重(kg)と言われています。
例えば、体重60kgのランナーがフルマラソンを走る場合には、2500kcal程度のエネルギーを必要とします(60×42=2520)。
つまり、糖質だけを使うと我々はフルマラソンを走りきることができないのです。
さらに重要なことは、我々の体は糖質が枯渇してしまうと、脂質が余っていてもエネルギーを産みだすことができないという決定的な事実です。

この理由は生化学的なお話になってしまうので省略します。


ランニングに必要なエネルギーを産み出せないとき、当然ながら走速度は落ちてしまいます。
したがって、マラソンやウルトラマラソンでは糖質が枯渇しないように脂質を上手く使いながら走る必要があります。


では、糖質と脂質が使われる割合とランニングのスピードにはどのような関係があるのでしょうか。
この点について次回以降書いていきたいと思います。


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