日曜日にはジャズを聞きにロスガトスへ行ってきた。 | gozira hunterのブログ

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もう昔から知り合いで、よくここサンフランシスコの夜のバーで飲んで与太っていた青年も、今は歳をくってきたが今ではサンノゼに住んで、あいも変わらず夜の酒場を徘徊してるようで、彼から電話があり知り合いの日本人の女性ジャズシンガーが歌うので来いよ、、と誘ってくれたので友達のアーテスト(画家)とロスガトスにある会場へ向かった。会場は昔のビクトリアン建築の豪邸をレストランに改築した大きな家で、その家の前庭にジャズを歌うステージが作られていた。それを聞くお客さん用のテーブルが庭にずらりと並んでいた。たぶん彼女の知り合いの日本人グループのテーブルが2つと他はほとんど白人だった。ここらへんの住宅街は裕福層が住んでいるのかな、街全体もゆったりとしてきれいで品の良い店が並んでいた。それでも地元の友だちに聞いたら、このあたりの高級住宅街は中国系がどんどん買い、けっこうの人数が住んでるそうな。サンフランシスコ周辺はもう昔から、カナダのバンクーバしかり、住みよい環境の良い土地は彼らがどんどん買っている。中国や香港がいつ政変が変わってパンクしても、逃げるところをしっかりと確保してるんだな。子弟はこちらで教育して市民権を取らせる。ちなみにサンフランシスコの今の市長は黒人だが、その前の市長は中国移民の2世だったが、ハートアッタクで倒れた。そのように中国系はいろんなところで活躍しているのだ。

 

 

 

真ん中のステージで歌っているのが日本人女性歌手のコズエさんと、彼女の歌の伴奏をするオジサン。

 

 

 

彼女の歌は最初はボサノバ調で始まった。それからいろんな歌をインターバルをいれて3時間ちかくも歌っていたな。オレたちはサンフランシスコの冷たい霧のでる夏から、ここロスガトスの温かい気候の街にきて、みんな男は半ズボンに半袖シャツかT-シャツ。とてもいい気分、、もうリゾートに来たようで、気分が良くビールが美味かったな。

 

 

上の写真中央真ん中の女性が歌手のコズエさん。他は不良オヤジ3人と、若いコンピュター関係の仕事をしてる2人。

 

 

その帰りに炭屋とかいう名前の焼き鳥屋へ行ったのだが、もうお客さんが並んでいてけっこう繁盛していた。お客さんの殆どがアジア系だった。中国系などでここらへんはシリコンバレーが近く、若くもいい給料をもらっているのだな? と想像する。オレたち3人で150ドルくらいだった。けっこういいお値段でした。

インフレなのかな?もう仕事をしてないので、あまし出かけないこともあるが、物価の値上がりは凄いな。今回ジャズ公演で一緒に写真を撮った1人が言うには子供が2人中学生くらいで、家を借りていて家賃が5千ドルだと言っていたが、その他の生活費、、う〜〜ん いくら月給貰ってるんだろうか。最低でも1万ドルはかかるな、大変だな、彼はアメリカの会社で働いていると言っていた。日本の会社よりずっと給料がいいそうだ。

 

彼が言うには、日本のコンピュター会社は、中国、台湾、韓国から比べると10年から20年遅れているそうだ。理由は他の国は政府が強力にバックアップして力を入れ、経営者が必死に努力してるそうな。

 

 

それに比べて日本は政府からの援助はなし、会社のトップ連中が努力をしない。それが長年ずっと続いてきて現在に至る、、、ということらしい。日本でやってることは、そのコンピューターを作る機械を製造してるのだそうだ。それを売る。  しかし、その先が、、今の日本ではもうできない、、どうにもたるんだ話で、今後の日本国はどうなるんだろうかな。

 

世界の先進国で、いや後進国でもデフレが20年も続いている国が世界中にあるのだろうか? ないだろう、、だから世界中から観光客が物価の安い日本を目指す、、という事なのです。

 

 

どうにも政治の貧困、教育、これが日本経済の足を引っ張っているのでしょうかな。