

今回も瀬戸内海は香川県の友達の家にお邪魔した。今回は腰を痛めてしまったので、釣りどころか地元の漁師と網を引く事もできず、漁師が穫った鯛が、数100キロ大きな網の中で泳いでいるのを、引き上げて、各トロ箱に1ダース程のタイを箱詰めにして、生き締めの新鮮なタイをアイスを入れて宅配便知り合いに5箱ほど送った。
タイの締め方は、漁師特製の、太い釘の付いた様なハンマーで、まず、ばたばたしている鯛の、頭と、しっぽの付け根に1発打ち込み、鰓を小さくスッパと切る。これでタイの身が締まり、ばっちりうまくなる。
ここサンフランシスコで、中国系の友達と船を出して、ハリバット(ヒラメ)を釣ったが、彼らが釣った魚を前に貰ったが、うまくない。身がぶわぶわで柔らかい。彼らは締め方を知らないので、釣った魚が甲板で、ばたばた死ぬまでそのままなので、せっかくの高級魚が身は締まらず、柔らかくて、うまくない。そこで一緒に釣りに行った時、締め方を教えてやった。これで魚の身がしまり、俄然うまくなる。

鯛は、大きいには3枚に下ろして、刺身と湯引き、頭は兜煮、アラは潮汁などをつくった。
その下の映像は、寿司屋で使う,コハダと思ったがそうでなく、聞いたが魚の名前を忘れてしまった。これは3枚に下ろして酢締め。けっこううまかったです。
鯛の卵や白子は煮付けて、卵の隣にあるカワハギは肝がうまいので、刺身にして、潰した肝と一緒に喰います。

香川県の親分Nさん、、1年中ハンテングとフィッッシングをやっています。その合間に仕事をするという、素晴らしい人生を送っている人です。面倒見がいいだけではなく、若い頃アメリカにいたせいで、英語もけっこうしゃべるし、料理もうまい。
今回はカニー ウエストのミュジックビデオに出演したので、親分のところで働いている若い社員達と、一緒に写真を撮ったり、サインまでさせられてしまった。