横浜、元気ですかー! 横浜市鶴見区出身の元プロレスラー、アントニオ猪木さん(67)が4月4日から、FMヨコハマでラジオ番組をスタートさせる。デビュー50年目の節目で初挑戦となるFM局でのディスクジョッキー。悩み相談に応じながら、地元横浜に闘魂を“注入”する。
猪木さんは伝説のレスラー力道山にスカウトされ、1960年にリングに上がった。引退後も、独特の熱い言葉やパフォーマンスで注目を集めている。
新番組のタイトルは「日曜夜は馬鹿になれ、847ダー!!」。おなじみのパフォーマンス「闘魂注入」のビンタはできないが、「気合の入った言葉を贈りたい」とやる気満々だ。
猪木さんは中学途中まで鶴見で育ち、横浜に思い入れが強いという。23日、初収録前に行われた会見でも、「昔はよく山下公園でデートをして、その先の外国人墓地まで歩きました」とエピソードを明かした。
横浜から元気を発信しようとの企画に、「元気がない時代といわれるが、そんな時は世の中が逆転するくらいの、非常識と思われるような発想が必要。若い人たちにおれたちの青春時代の悩みや経験を伝えてあげたい」と闘志を燃やしていた。番組は毎週日曜午後11時半から30分間。