マラソンとヨットによる世界一周「アースマラソン」に挑戦中のお笑いタレント、間寛平さん(60)が、前立腺がんにかかっていることが13日、明らかになった。ホルモン療法により、マラソンは続けるという。
【世界一周挑戦を宣言したときのニュース】間寛平が「人力世界一周」に人類初挑戦 2年かけマラソンとヨットだけ 12月に出発
間さんは、08年12月に大阪を出発、太平洋、アメリカ大陸、大西洋、ヨーロッパを経て、昨年12月にトルコに入った。トルコで前立腺がんの早期発見の検査をして判明。12カ所の検体のうち5カ所からがん細胞が見つかったという。現地の医師らが検討した結果、注射と薬でがん細胞の活動を抑えるホルモン療法をすることになった。マラソンの継続は問題ないとしており、15日からマラソンを再開する予定。
間さんは「ひょっとしたら死ぬんかなあと思った。でも、この病気と走ることは別もんやと聞いた。一日も早くゴールして、病気を治すように頑張って帰ります」とコメントしている。