栃木県議会議事堂(宇都宮市)が、最近の映画やドラマの中で空港や裁判所などの設定で登場している。
いずれも赤じゅうたんが敷き詰められた階段や重厚感のある外観が、制作者側のイメージと合ったらしい。
今月10日にNHKで放送されたドラマ「ROMES/空港防御システム」の最終回では、架空の「東京湾国際空港」という設定で、11月にロケが行われた。栃木県は、施設の使用料が入るほか、「県のPRにもなる」と歓迎している。
同県観光交流課によると、2007年4月に使用が始まった議事堂では、同年8月、9月、昨年2月にテレビ朝日のドラマ「相棒」で、東京地裁という設定でロケが行われた。議事堂玄関前の大きな柱が東京地裁の入り口に似ていることが決め手になったという。
また、今年8月公開の映画「20世紀少年―最終章―ぼくらの旗」では謎の団体の拠点施設という設定で登場。ロケは昨年10月に行われた。
いずれも制作者が県フィルムコミッション(FC)を通じてロケ地を探していたところ、作品に登場する建物のイメージと合致したという。これまでにロケによる施設使用料として計約146万円が県の収入になった。
議会開会中は使用できないため、撮影期間は限られるが、同課では「栃木県のPRにもなり、条件が合えば今後もロケに使ってほしい」と話している。
