俳優でミュージシャンの押尾学元被告(31)が合成麻薬MDMAを使用した事件で、マンションで一緒にいて死亡したホステスの女性(30)にMDMAを渡したとして、警視庁捜査1課は4日、麻薬取締法違反(譲渡)容疑で、同元被告の逮捕状を取った。
一連の経緯をめぐり、ほかにも数人について、MDMA譲渡や携帯電話の証拠隠滅容疑で逮捕する方針とみられる。
押尾容疑者は同法違反(使用)罪の初公判などで、女性からMDMAをもらったと主張していたが、同庁は虚偽の説明とみて解明する。
同容疑者は女性の異変後も約3時間にわたり、通報しておらず、同庁は死亡した経緯についても捜査している。