バレーボールの各大陸王者が集うワールドグランドチャンピオンズカップは10日、東京体育館で6カ国が参加して女子大会が開幕。世界ランク7位の日本は国際連盟推薦出場の韓国(同12位)に3-1(22-25、27-25、25-16、25-10)で逆転勝ちした。
[フォト]スパイクを放つ栗原恵
日本は競り合いとなった第1セット終盤、サーブレシーブの乱れから韓国に連続ブロック得点を許し、セットを奪われた。しかし第2セットは途中出場した山口(シーガルズ)の速攻などでリズムをつかみ、ジュースの末に奪取。第3セットは出だし、竹下(JT)のサーブで崩して4連続得点し、流れをつかんで連取すると、第4セットも山口、栗原(パイオニア)の強打で韓国を突き放した。
北京五輪金メダルで世界ランク1位のブラジルは、北中米覇者のドミニカ共和国(同14位)を3-0(25-23、25-16、25-17)で圧倒して好発進。欧州女王のイタリア(同5位)は、9月のアジア選手権を制したタイ(同17位)に27-25、25-22、25-22でストレート勝ちした。
日本は第2日の11日にはブラジルと対戦する。