「終わって、これだけすがすがしいのは初めて」。石川は充実感を漂わせた。
この日は「大事なところで光る一打が打てなかったことが(プレーオフという)結果になった」と、コース新記録を出した前日のようなゴルフは出来なかった。6番パー5では、バンカーから第4打を打とうとした時、カメラ付き携帯電話のシャッター音が鳴り、仕切り直し。しかし、グリーンを大きくオーバーし、ダブルボギーをたたいた。「集中しなおそうとした。悔いはない」と言いつつ、「(マナー違反と)分かった上での行為なら悲しい」と苦言も呈した。
それでも、そこで終わらなかったのが石川の強さ。17番で5メートルのバーディーパットを沈め、プレーオフに持ち込む意地を見せた。国内メジャー最年少優勝はお預けとなったが、日本オープンで2年連続の2位。この18歳の少年の可能性を改めて示した。
