携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」などをインターネット上に流出させたとして、千葉県警は30日、愛知県豊明市新田町南山、会社員、杉本敬(30)と神奈川県茅ケ崎市甘沼、アルバイト、奥谷俊介(23)の2容疑者を著作権法違反容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は、2人は今年7月、自宅のパソコンでファイル共有ソフト「Share(シェア)」を使い、ゲームソフトを勝手にネットで公開し、無料で入手できる状態にしてソフトメーカーの著作権を侵害したとしている。
県警生活経済課によると、2人に面識はないが、いずれも容疑を認めており、奥谷容疑者は「他人に分けてあげたかった」と供述している。杉本容疑者は16本、奥谷容疑者は227本のゲームソフトを別々に流出させ、7月11日発売の「ドラゴンクエスト9 星空の守り人」など最新の人気ソフトも含まれていたという。
ドラゴンクエストのネット流出の監視をしていた県警の捜査員が7月12日に発見。2人が流出させたソフトは1日で計3000回以上ダウンロードされていた日もあり、24時間の被害額は約1300万円に相当するという。
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