第91回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間・甲子園)の大阪大会は30日、準々決勝4試合が行われ、注目の強豪同士の激突はPL学園が昨夏の甲子園大会を制した大阪桐蔭を10-5で下して、ベスト4入りを果たした。
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PLは一回、藤本の2ランで先制、二回にも中井のソロ本塁打が飛び出し、試合の主導権を握る。六回までに8点を許し、コールド負けのピンチを迎えた大阪桐蔭だったが、七回に3点を返して意地を見せる。さらに八回に1点を追加して3点差に迫ったが、その裏PLが2点を奪って突き放した。大阪桐蔭の夏の甲子園連覇は絶たれた。
そのほかの準々決勝では、大商大堺が八回、一挙8点を奪って逆転に成功、関西創価を9-4で破った。関大北陽は2-2の八回に1点を勝ち越し、2年ぶりの4強入り。履正社は初回に3点を先制、五回にも3点を挙げ、6-0で上宮太子を下した。先発の橋本は2試合連続の完封勝利。
この結果により31日の準決勝は大商大堺-関大北陽、履正社-PL学園の組み合わせで行われる。