横浜市の中田宏市長(44)は28日、市議会議長に辞職願を提出後に記者会見し、新たに結成する政治グループと橋下徹・大阪府知事らとの「首長連合」の活動へ専念することが任期途中での辞職理由だと説明した。
中田市長は、今秋にも首長らと「よい国つくろう! 日本国民会議」の旗揚げを目指しており、「国民運動をつくり、政治を刷新していくためのエネルギーを注いでいきたい。国民会議に全力を注いでやっていきたい。首長連合も多くの市長に呼びかけ、力を注いでいきたい」と語った。
来年4月までの2期目途中での辞職のタイミングについて、「当初から2期目を区切りと考えてきた。正月から辞める時期を考えてきた」と語った上で、「衆院選に出るから辞めるのではなく、解散を念頭に市長選を衆院選と一緒にやった方がいいと判断した。同日選にすることで10億円節減できる」と述べ、8月30日投開票の衆院選への出馬も改めて否定した。
将来、国政復帰を目指すかは「国を改めるには何でもやる」と含みを持たせた。「5年以内に政治の根本治療をしないと国を食いつぶすとの危惧(きぐ)を抱いている」とも語った。
任期途中の辞職へ批判があることには、「辞任でメリットデメリットはある。説明すれば分かってもらえる」と強調した。