住宅浸水30棟、1棟半壊 県内北部中心に激しい雨 JRなど交通機関乱れる | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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県内は30日、梅雨前線の影響で県北部を中心に激しい雨に見舞われた。熊本地方気象台によると、同日午後までの各地の24時間雨量は山鹿市鹿北で330ミリ、南小国町では6月としては観測史上最多の322ミリに達した。

 県危機管理・防災消防総室のまとめでは、菊池市でがけ崩れがあり、住宅が半壊。八代市で3棟が床上浸水、同市や宇城市などで27棟が床下浸水した。菊池市と美里町で2世帯4人が公民館などに自主避難した。けが人の報告はないという。

 県教委によると、山鹿市と菊池市を中心に小学校14校と中学校1校が授業を打ち切って、早めに帰宅させた。

 交通機関も乱れた。熊本空港発着の飛行機は6便が欠航。JR豊肥線も立野‐内牧間で一時運転を見合わせた。高速道は九州道八女‐植木インター間で一時通行止めとなり、冠水や倒木により、通行止めとなる一般道も相次いだ。

 九州地方整備局菊池川河川事務所によると、30日午前6時半ごろ、菊池市袈裟尾の迫間川で、土手の一部が長さ60メートル、高さ4メートルにわたり削り取られているのが見つかった。ブロックや土のうを積んで応急処置し、「今のところ決壊の恐れはない」という。

 熊本地方気象台は「1日も非常に激しい雨が降る可能性がある。特に県北部の山間部ではこれまでの雨で地盤が緩んでおり、少しの雨でも土砂災害に警戒してほしい」と呼び掛けている。