“一芸タレント”が花盛りのテレビ界。今年の上半期でいちばん目立っていたのは、“貧乏アイドル”の上原美優(22)と、“家電俳優”の細川茂樹(37)だろう。
上原は「おもいッきりDON!」(日本テレビ)の金曜レギュラーを務めていて、5月はレギュラーを含めて20本以上の番組に登場した。
鹿児島・種子島で10人きょうだいの末っ子として生まれた上原は、「雨の日は家の中でもかっぱを着ていた」「全部で7枚しかないパンツを4人の姉妹で毎朝、奪い合っていた」などの明るい貧乏エピソードが大ウケ。
今月は自叙伝「10人兄弟貧乏アイドル☆―私、イケナイ少女だったんでしょうか?」を発売し、自殺未遂事件、レディース時代、暴行未遂事件など、衝撃の過去を赤裸々につづっている。
これで、ますますテレビから声がかかるのは間違いないが、先行きは決して明るくない。
「これまでのアイドルは自分の素性や過去を隠すのが普通でしたが、上原は逆にそれを売りにした珍しいパターンだったからウケたのでしょう。ただ、貧乏話も限界があるし、自殺未遂まで告白してしまったとなると、これ以上の引き出しがあるかどうか……。今のうちに本当の“芸”を身につけないと、生き残るのは厳しいでしょうね」