元親方、実刑に表情変えず=目頭押さえる遺族ら-名古屋地裁「懲役6年に処する」-。裁判長の実刑言い渡しに、大相撲時津風部屋の元親方山本順一被告(59)はほとんど表情を変えることがなく、判決理由も、じっと目を閉じて耳を傾けた。 山本被告は午前10時、黒っぽい背広姿で現れた。裁判長らに向かって一礼して入廷。証言台の前に立つよう促されると、巨体を揺らすように被告席から立ち上がり、傍聴席に一度頭を下げた。 傍聴席の最前列には、死亡した斉藤俊さんの父正人さん(52)ら遺族の姿。正人さんらは判決を聞き、時折ハンカチで目頭を押さえた。