不良少年 バイク小型化 轟音より逃げ足? 性能UP 100CC級人気 | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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大型バイクにまたがり、轟音(ごうおん)を響かせながら深夜の住宅街を仲間と走る-。そんな“不良少年”たちの姿が一変している。警視庁少年事件課によると、最近の彼らが好むのは、意外にも100cc程度の小型バイクやスクーター。小回りが利いて乗りやすいうえ、性能が上がって加速がよくなったことなどが原因とみられる。

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 警視庁少年事件課は、2月に東京都東久留米市の交番に石を投げたなどとして、公務執行妨害と器物損壊の疑いで14~17歳の少年4人を逮捕した。彼らは犯行時、バイク2台に分乗していたが、乗っていたのは排気量50ccのスクーターだった。

 同課によると、4人は不良グループのメンバーで、「パトカーを振り切って逃げたかった」と供述しているという。ただ、大胆な計画の割には、乗っていたバイクは小型だ。

 同課によると、少年たちが盗むバイクも小型化しているという。住宅街でバイク4台を盗んだとして窃盗容疑で3月に逮捕された調布市の少年グループが盗んでいたのは、排気量50ccのスクータータイプがほとんど。同課は「統計はないが、以前よりも不良グループが乗っているバイクが小型化している印象はある」と話す。

 “小型化”の波は暴走族にも押し寄せている。第7交通機動隊が道交法違反の疑いで摘発した成人と少年による暴走族の集団暴走事件では、リーダーの少年(17)は250cc、もう1人の少年は100ccのバイクを運転していた。同隊によると、少年らは「家にあったバイクに乗っていた」というが、400cc以上の大型バイクを改造して走り回るという従来の暴走族のイメージからはずいぶんかけ離れている。

 日本二輪車協会(文京区)によると、中高年を中心に大型バイクの人気は決して衰えていないというが、少年事件課は「小型バイクは小回りが利き、住宅街に向いている。少年の多くは免許を持っていないので、安定感があって運転しやすいのかも」と分析。さらに、「最近は小型でも加速がよくなるなど高性能になったからではないか」と、バイクの性能向上が背景にある可能性も指摘している。