大型連休が本格化した29日、九州・山口地方は好天に恵まれ、行楽地は家族連れなどでにぎわった。
佐賀県有田町では106回目の有田陶器市が開幕。約21万人が訪れ、約4キロにわたって並んだ約550店の茶わんや皿などを品定めしていた。定額給付金にちなみ、3万円分の買い物券を1万2000円で売り出す店もあった。
大分、宮崎県境の傾山(かたむきやま)(1605メートル)では「山開き」があり、3~85歳の約500人が登山道沿いのアケボノツツジや新緑を楽しみながら山頂を目指した。
西日本高速道路九州支社によると、この日朝、長崎道・武雄ジャンクション(佐賀県武雄市)付近の下り線で2・3キロの渋滞が発生したが、ほかに目立った混雑はなかった。渋滞のピークは下りが5月2日、上りは5日と予想されている。