ベトナム戦争中に米軍がまいた枯れ葉剤の影響とみられる結合体双生児として生まれたグエン・ドクさん(28)が26日、京都市内のホテルで開かれた支援者の集いに出席した。07年10月に死亡した兄ベトさん(享年26)の追悼法要も行われ、記者会見したドクさんは「分離手術で私は自由を手にしたが、兄はすべてを犠牲にしてすべてを私に与えてくれた」とベトさんをしのんだ。集いは支援団体「ベトちゃんとドクちゃんの発達を願う会」(京都市)が主催。約200人が集まった。ドクさんは「支えてくれた人たちの気持ちに応えられるよう、精いっぱい生きて、幸せな家庭を築きたい」とあいさつした。