聖香さんが通っていた大阪市立佃西小の堀一信幸校長と大阪市教委の永井哲郎教育長が24日午前、同校で相次いで記者会見。永井教育長は「学校がもっと強く踏み込んだ対応を取っていれば、最悪の事態は避けられたと思う」と苦渋をにじませた。
[フォト] 将来の夢は「ケーキ屋さん」と話していた聖香さん
学校側の説明によると、聖香さんは今年1月16日、左目の下にあざをつくって登校。養護教諭に「お父さんに殴られた」と打ち明けた。このため担任教諭が母親の松本美奈容疑者に確認したところ、「殴っていない。何かにぶつかったのだろう」と答えたという。
また、聖香さんは3月11日から長期の欠席を続けていたが、学校は電話で面談を申し入れただけで、直接訪問はしておらず、市教委や児童相談所にも連絡していなかったという。
一連の経緯について、堀一校長は「聖香さんは転入から間がなく、家庭環境も把握していなかった。学校として見守るつもりだった」と釈明したうえで、「今となっては、もう一歩踏み込めなかったのかと後悔している」などと話した。
こうした同小の対応を、市教委は「長期欠席の児童に対して家庭を訪問しなかったこと、市教委への報告が遅れたことは不適切と言わざるを得ない」としている。