米国開催の2次ラウンド以降、各地球場には大リーグ球団のスカウトが多く詰めかけ熱心に情報を収集。あるスカウトは「ダルビッシュや青木をはじめ、メジャーでプレーできる選手がたくさんいる」と、日本の全選手の詳細なスカウティングリポートを作成した。タイガースのスカウトは「このメンバーで大リーグの公式戦を戦えば、必ず優勝争いできる」と断言。「どれだけ強くても110勝は難しいし、弱くても60勝はする。違いが出るのは接戦をものにできるかどうか。日本のように投手力と守備に優れたチームは接戦で有利」と説明した。
≪門戸広がる?「大リーグ球団は日韓選手を入れるべき」≫米国のメディアもWBCを連覇した日本の戦いぶりを称賛した。全国紙USAトゥデーは「“日いずる国”がまたも野球の世界で頂点に立った」と表現。決勝開催地の地元紙ロサンゼルス・タイムズは「日韓の選手に勝てないなら、大リーグ球団は彼らをチームに入れるべきだ」と主張した。AP通信の名物コラムニスト・ドールバーグ記者は「不完全な大会の完全なるエンディング」として、日韓両国をたたえつつ、協力に消極的な大リーグの姿勢を批判した。
≪岩隈帽、イチバット、ダルスパイクが殿堂入り≫連覇を果たした侍ジャパン戦士の野球道具が、前回大会に続いて米野球殿堂入りする。岩隈の野球帽、イチローが東京ラウンドで使ったバット、ダルビッシュのスパイクの3点で関係者は「チームの戦いぶりを象徴する品を集めたい」と説明した。第1回大会では王監督のスパイクや松坂のユニホームなど6点を提供。クーパーズタウンの野球博物館に一定期間、陳列される。