ワンコインでＯＫや！ボクシングの亀田ジムは３０日、亀田興毅（２２）と大毅（２０）が出場する３月４日（デイリースポーツ社後援・さいたまＳＡコミュニティアリーナ）の試合チケットの料金を発表した。チケットは、リングサイド３万円から５種類を用意。自由席は破格の５００円で、大胆な価格破壊でファンを迎え入れる。
亀田兄弟の試合で５００円シートが設けられるのは、０６年８月２日の興毅-ランダエタ戦以来で、亀田ジムとしては初の試みだ。今回は１０００円の指定Ｂ席と５００円席合わせて２０００枚が用意され、全４０００席の半分を低価格シートが占める。亀田プロモーション社長の史郎氏（４３）は「小学生の小遣いでも試合が見られるようにした」と説明した。
また史郎氏は、ゴルフの石川遼を例に挙げ他競技へ対抗意識をのぞかせた。「ゴルフみたいに小さい子供が興味持ってほしい。そうすることでボクシングが盛り上がる。もっと努力せなアカン。ボクシング界も変わっていかなあかんよ」と独自の理論を展開した。