日本自動車販売協会連合会(自販連)が5日発表した2008年の国内新車販売台数(軽自動車除く)は、前年比6.5%減の321万2342台と5年連続で前年実績を下回り、1974年以来34年ぶりの低水準となった。少子高齢化や若年層の車離れに加え、金融危機を受けて消費者の買い控えが加速した形だ。
軽自動車を除く新車販売台数は、ピークだったバブル期の90年(597万5089台)の53.8%にとどまった。
12月単月は、前年同月比22.3%減の18万3549台となり、68年の統計開始以来、最低の数字となった。