茨城県稲敷市内で飲酒運転をしたとして、道交法違反(酒酔い運転)容疑で現行犯逮捕された警視庁総務部施設課管理官の日高幸二容疑者(50)=警視=が県警稲敷署の調べに「缶ビールと缶酎ハイを何本か飲んだ」と供述していることが分かった。呼気からは基準値の4倍にあたる1リットル当たり0.6ミリグラムを超えるアルコール分が検出されたという。警視庁は日高容疑者を懲戒免職にする方針。
調べでは、日高容疑者は有給休暇をとり、17日午後、1泊2日の予定で同市内のキャンプ場であった施設課のレクリエーションに参加。同僚と酒を飲み、午後7時25分ごろ、同市内の県道で脇道に右折しようとした車を追い越そうとして接触したとみられる。逮捕直後は「事故を起こしたかどうか分からない」と供述していたが、その後の調べに「追い越そうとしたら相手からぶつかってきた。接触には気付いた。車を止める場所を探していたら2キロほど行き過ぎた」と当て逃げを認めた。また「大変なことをした。被害者に申し訳ない」などと話しているという。