ホンダ<7267.T>は4日、米国で「シビック」の自動車ローン金利を引き下げたことを明らかにした。販売の落ち込みが小型車にも波及してきたため。「アコード」についてもてこ入れ策を検討する。北條陽一取締役(財務担当)がロイターとのインタビューで語った。
「シビック」のローン金利は10月25日に2.9%から1.9%に引き下げた。市場全体が低迷している上、トヨタ自動車<7203.T>などが金利0%を展開し「競争が激しくなってきた」(北條取締役)ことに対応する。ホンダがゼロ金利を導入する「予定はない」(同)という。
ホンダの10月の米国販売は前年同月比25.2%減の8万5864台だった。落ち込み幅は市場全体に比べると小さかったが、10月はこれまで好調だった「シビック」も約25%減少した。
旗艦車種「アコード」の販売も前年同月比38.4%減っており、北條取締役は「金融面のインセンティブを含め、いろいろと方法はある」と述べ、諸施策を講じる考えを示した。