米自動車大手クライスラーは24日、11月中に同社の事務系社員のうち25%の人員削減を実施することを明らかにした。削減対象は約5000人規模にのぼると見られる。
ナルデリ会長兼最高経営責任者(CEO)が同社従業員への手紙の中で明らかにした。ナルデリCEOは「深刻な経済の減速と資金繰りの悪化で人員削減が必要になった」と説明し、「我が社は記憶にある限りで最も厳しい局面に立たされている」と理解を求めた。
クライスラーは新車販売の低迷に加えて、9月以降の金融危機の影響で急速に資金繰りが悪化。約8割の株式を保有する米投資ファンド、サーベラス・キャピタルが主導する形で、業界最大手のゼネラル・モーターズ(GM)による買収交渉が進むなど、会社存続の危機に直面している。