故意に車にぶつかり、相手から金をだまし取ったとして、富山県警に詐欺容疑で逮捕された男が、全国で200件の当たり屋を繰り返し、「けが人を装うため、カッターナイフで体を切った」と供述していることが17日、分かった。
男は住所不定、無職石村正儀被告(36)=詐欺罪で起訴=。
高岡署の調べによると、石村被告は9月中旬、高岡市羽広の交差点で、左折してきた男性(72)の乗用車の右側面に自転車で衝突。治療費や自転車修理代として、男性の息子から十数万円を詐取した疑い。
石村被告は自ら被害者として110番していた。これまでに83件の被害届を出し、総額135万円をだまし取っていた。「すぐに避けられない高齢者のドライバーばかりを狙った」と話している。