GWに続いて5月の駅降り、今日は高山本線を攻めることにした。
昨晩はバスタ新宿から夜行バス、早朝4時半ぐらいに着いた高山駅は、橋上駅舎が姿を現していたものの、駅本体はプレハブの小さなものだった。JR東海の駅は、橋上化直前に駅降りすることが多いな。神領しかり、木曽川しかり、島田しかり。
高山発5時31分の猪谷行で駅降りを開始した。駅降りした順序は以下の通り、数字は下呂からの駅数、杉崎から飛騨細江は駅歩き、高山から下呂までは特急ひだ利用。ひだの岐阜寄り先頭車は、春改正で自由席化、久しぶりにいい眺めを見た。
9高山-16坂上-15角川-12飛騨古川-13杉崎-14飛騨細江-10上枝-11飛騨国府-0下呂-5飛騨小坂-4飛騨宮田-8飛騨一ノ宮-6渚-7久々野
飛騨宮田は、高山本線では珍しく駅舎のない右片面ホーム、地元の請願駅だからだろうか。駅近くの国道沿いにはじこくひょうという喫茶店があった。
飛騨小坂は、島式で右側に駅舎のある構造、駅舎とホームとは地下通路で結ばれている。駅舎は丸太造りのしっかりしたもので、中部の駅90選にも選定された。そのことや駅歴史がパンフレットになって、駅待合室に置いてあった。温泉への玄関口だが、温泉へ向かう乗り合いバスの本数は少ない。
渚は、国道下にへばりついている右側駅舎の相対式、駅舎は最近作られた味気ないものである。駅周辺には木材工場がある。また、国道をしばらく歩くと道の駅がある。
久々野は左側駅舎の2面3線、駅舎と逆側の3番線には、高山方面への待避列車が発着する。特急2.5往復停車するこの駅は、周辺にも商店があり栄えているが、建て替えられた駅舎は、無人駅の待合室サイズの小さなものである。
飛騨一ノ宮は右側駅舎の相対式、両ホームを結ぶ跨線橋は、駅舎と逆側の桜の公園まで延びている。ここの桜は有名で、開花時期には特急も停車する。
高山は、先述したとおり、橋上化工事中。東西自由に通り抜けられるのはいいのだけど、1番線の客にとっては上り下りが伴うようになってしまう。
上枝(ほずえ)は右側駅舎の相対式、駅舎ホームと逆側ホームにも小さな出口があり畑につながっている。周辺は高山の市街地の延長である。
飛騨国府は左側駅舎の相対式、旧国府町の中心で近くには市役所の出張所がある。
飛騨古川は、左側片面の2面3線、列車は1番線で行なうが、交換のある1001の高山行は2番線を、折り返しとなる1913の美濃太田行は3番線を使用する。駅前は整備されており、バスも乗り入れる。白壁造りの町並みは駅から歩いて5分くらいのところにある。
杉崎は駅舎のある左片面ホーム、飛騨細江は左側に駅舎のある相対式だが、駅舎と逆側の右側ホームにも獣道のような出口がある。
角川は、右側に駅舎のある相対式だったが、左側の線路が撤去され、ホーム跡と神社への階段が残った。坂上は左側駅舎の2面3線、1539の美濃太田行は3番線から発車する。あと、坂上行の最終も3番線を使うのではないかと。駅舎は、地元自治体のギャラリーが入るコンクリート造の2階建てでてっぺんには風見鳥もいる。駅前にJAがあるから、そこが管理しているのだろうか。
こうして、今日の駅降りは6時過ぎに終わった。