昨日は戸籍の性別のことを書きましたが、今日は名前のことについて書いてみます。

それは3年前の今日、戸籍上の私の名前を改名した日なんです。


そんなもので改名について書いてみようと思います。

特に子供を持つMtF・Tsの改名についてこれから考えようかなと思っている方の参考に。


まず、前庭としては治療をはじめ、改名についても配偶者や子供の理解が得られてからのお話です。

「治療するから」とか「改名するから」とか自分で決めてしまってからなどまず、それありきからのお話ではなく、冷静にとくに当事者側は相手の気持ちを第一に優先する話し合いです。

これがこれからのお話の大前提です。


改名の前の年の年末のこと、ジェンダークリニックにかかって、半年。

家族内で改名の話について同意が取れましたので、主治医に改名について相談してみました。

主治医はその場で改名のための診断書を書いていただきました。

家庭裁判所の仕事納めの日、改名のための申立書などの一式を入手しました。

そして、お正月休みのうちに妻と子供、そしてお正月に実家に行ったときに母に同意書を書いてもらいました。

それと職場の直属の上司にジェンダークリニックに通院していること、その理由とこれからのこと、そして改名のことを相談しました。

これについてはここでは書きません。


一月の中旬、書類を揃えて家庭裁判所に申立を行いました。

それから一週間。事情を聴取する日のハガキが届きました。

今では書類だけで許可になるケースもあるようですが...

とても過密スケジュールの毎日を過ごしていましたから、前もって申立の時に仕事を休める 日を記入して、一緒に提出していましたので私のスケジュールに合わせた日付が指定してありました。


聴取日は1月31日 妻と一緒に車で家庭裁判所に行きました。

しかし、待ち時間がどれくらいになるかわからないので妻は繁華街に時間潰しに言っちゃいました。

若い女性の調査官と一時間面接しました。

妻の承諾のことに話が及び、ここまで一緒にきたのですが..時間潰しに商店街の方に出かけたことを伝えると...

それではご一緒に話ができればよかったですね...

私もそのほうが良かったのですが、後の祭りです^^;


予め、自分史を提出しておいたので、裁判官と一緒に見ていただいていたようで、ほとんどの時間、揺るぎがないかの確認と一般的に読みにくい文字にしたので本当にそれで良いのですかとの確認でした。

その後、新しい名の使用実績の証拠を提出して、コピーして最終確認という運びでした。


聴取時間はきっかり、1時間。

最後に審判までにどのくらいの期間がかかりますかとお聞きしたら、一ヶ月くらいをみておいて欲しいとのこと。

私の自己都合なのですが、その時に二週間後くらいにある契約を控えており、この契約前に許可されると助かるのでできるだけ早い審判をお願いしました。

私が報告書を早く仕上げれば早く許可が下りると思いますので、優先してしましょう。と言ってもらえました。


そうしたら2月4日に裁判所から封筒が...

話より非常に早いのでなんだろうと恐る恐る開封すると、そこには審判の結果通知が。

3日付で申立人の名前を「○」より「○○」に変更を許可するとの通知でした。

そして2月8日、この通知を持って市役所に行き、晴れて戸籍名の変更が叶った日です。

勿論、こんなに早く処理してもらえたなんてとっても感謝です。

早速、調査官の○○さんにお礼のお手紙を書きました。


すでに女性名を生活の一部、ネットや同じような立場のお友達の仲間内で使っている人もあるでしょう。

多くの場合、名付け親への遠慮でしょうか?

元来の戸籍名の一文字を取って名付けている人も多く見受けます。

しかし、名づけというものはこれからの人生に大きな影響を与えます。

それに女性名への執着なんでしょうか?

“子”付きの名前を好んでつけている人も見受けます。

独身、子供もない方は、自由な名前や戸籍の性別も変更ししたら良いと思います。


私の場合は元々の名前が一文字でどのように加工しても男性的なイメージにしかならなかったのでそれも幸いしたのかもしれません。

母親に誰が名前を付けてくれたのかと聞いたところ、すでに他界した父ということで、改名の承諾をもらえました。

ですから白紙から考えることができました。


MtF・Tsの改名する名前を構成するための考慮したほうが良い要件を列挙してみます。

採用する・不採用にするはその方の価値観で良いとおもいます。

ただ、名前というものはこれから先の人生を左右する大切なものであると言うことは忘れないことです。


① 漢字のイメージが女性的な文字である。

② 女性的な響きの読みである。

③ その漢字自体の持つ意味が良いか。

④ その漢字を組み合わせた時にその漢字の持つ意味の組み合わせが自分

   の生き方に合致するか。

   最近では新生児に珍名(漢字や単語の意味を考慮されずに付けられた名

   前、字が間違っている名前、当て字を使った英単語や欧米人風の難読な

   名前、源氏名のような名前など、所謂暴走万葉仮名による名前)付ける

   人が増えていますが、そこにあるのは無意味な漢字の羅列です。どう考

   えても美しいものではないと思います。

⑤ 姓と組み合わせたときのバランス、姓が二文字構成の方は名も二文字の

   ほうがバランスが良いでしょう。

⑥ 所謂、字画といわれるものです。関係ないと思われるでしょうが、意外に大

   きな影響を持っています。

⑦ 非常に画数の多い文字は男性的ですし、サインするたびに大変です。総画

   が大吉数になるもので書きやすい文字が良いでしょう。


そのほかに漢字の陰陽の組み合わせ、ひらがな読みした場合の言霊など色々あります。

ただ、改名するに当たっては無限にある名前の中から、自分で自分の名前を選択できるただ一度の機会です。

よほどの事情がない限り、二度目の改名は認められません。

私は欲深いので①~⑥の条件を全部取り込んだ名前にしました(*^^)v

字画についても元来の名前の字画が良かったので、最も良いものを選びました。

勿論、そのために姓名判断の勉強もしました。

いくつかの流儀もありますが、そのどれを使ってもベストのものにしました。


ここまで改名についてどなたでも参考にできることですが、次は子供を持つMtF・Tsの改名について考えておいたほうが良いものを列挙してみます。勿論、上記①~⑥に付け加える条件です。

ここからは家族や子孫のことまで考えてのことです。

勿論、配偶者や子供さらに子孫にまで影響を及ぼすことです。それらを大切にできない人は考える必要のないこ

とです。


⑦ 優子、美奈子などの“子”で終る名付けは如何なものでしょう。戸籍には残

   るわけです。あなたの子供のみならず、孫・ひ孫の代にまで影響を残すこ

   とになりかねません。

   優子なのに男性って言うのは一見して不自然に見えるのは私だけでしょう

   か?今は良くても色々な手続で役所などに行った場合、否が応でもこの現

   実と向き合うことがたくさん出てきます。私はこちらの方が恥ずかしいかな。

⑧ 中性的な読みにこだわる必要はありません。女性的な読みでよいでしょう。

   ただし、家族を守るために無理があっても男性的な読みもできるようにあら

   ゆる読みを調べていざという時にできるように心得ておいたほうが良いでし

   ょう。これもあって文字自体は簡単で見た目女性っぽい漢字なのですが、

   ちょっと読み難くしました。 


まだまだ、あるかも知れませんが、私は自分の改名についてこれだけの条件をクリアとしました。


その甲斐もあってカミングアウトしていない学生時代の名簿にも平気で載せていますし、最近会っていない旧友にも改名したことだけを伝え、なんら不審にも思われずに年賀状などの交換もしています。


性別を移行した生活をしていると、改名という行為はもっとも精神的負担を軽減できたことと振り返って思います。

実質女性として生活していると性別記入のない運転免許証と女性名が嫌な思いをすることを劇的に軽減してくれました。


トランスのみ先走っても、改名だけを先走ってもどちらも苦痛を増すばかりです。

要はバランスと言う言葉に尽きるのですが、このバランスにもたくさんの条件があります。

私の言う条件とは“家族を大切にする”ということを大前提にしています。

その辺を最優先に考えて行動できるのが、大人であり、親であり、女性ではないでしょうか。

立春前後は一年で一番寒さの厳しい季節ですね。

厚着と寒さで首筋や肩が凝って朝からヘロヘロ状態のわたしです。

ここ最近は襟足の当たりが痛くて目が覚めるくらいです。

何か異常があってもいけませんので早めに病院に行って見ないといけませんね。


平常はお仕事もプライベートも女性として生活しています。

普段は何の問題もなく暮らしています。


ここのところ、平日にしばしばお休みを頂いています。

色々、ありましてあちこちとお役所に足を運ばないといけないので、

お休みといっても朝から出かけて、帰宅するのは日が大きく西に傾いてからです。


前の日記に書きましたけど、戸籍上は男性なんですよね。

日常の生活では何の問題もないのですけどね。。


病院だって、今までかかったことのある診療科ではカミングアウトしている(保険証を出すから判るのですけど)所ばかりですので気にしていません。

新しい病院に行っても特別性別欄なんて気にしていません。

診察の申込なんて旦那さんに付き添いの奥さんなんてザラですから、私が窓口に行っても看護師さんも何ら不審には思っていないようです。

それに看護師さんや受付の人も人の性別欄を一々気にしているほど閑じゃなさそうです。


それに性別欄なんて見ていないんだなと思うケースもたくさん有ります。

眼科に行った時は保険証を出しているのにカルテが女になっていたり、

迷わせている私が悪いのですが、GIDを伝えていて、カルテが男になっているのに、出てくる処方箋はその日によって男であったり、女であったりという、クリニック。

処方箋を持っていく一番良く利用する薬局の薬剤師さんはご存知なのでその度にこっそりと訂正してくださっているようですけどね。


ということで日常の暮らしには何ら不自由は感じていないのです。


しかし、お役所だけはちょっと困ります。

お役所に出かける日は男装とまでは行かなくても私の持っているできるだけ女っぽくない服装で行きます。

当然、スッピンです。


先日は母が亡くなって空き家になっている実家の不動産の相続による登記の書き換えの相談に法務局に行ってきました。

法務局なんて仕事上で登記簿謄本を取りに行ったり、我家の住宅取得控除の申請に行ったことがあるくららいだけです。

応対してくれた20代の女性に下に兄弟がいることを伝えると、最初から最後まで私のことを“おねえさま”なんですよ。

どこにいっても“ご主人”とか“お父さん”とか言われることはこちらから本当のことを言わない限りありません。

逆に本当のことを言うと一瞬焦った顔をされるのですが、最近は色々な教育がなされているのかジロジロ見られることもありません。

ただ、相手の方を驚かせるって言うのは本意じゃないし、ちょっと心が痛みます。


今回はあくまでも書類提出ではなかったので、あえて訂正はしませんでした。

ではこれがストレスになっているかというとそんなことどうでもいいんです。

家族がそれによって色眼鏡で見られさえしなければそれでいいんです。

欲を言えば、悠々自適な生活を送る頃には海外旅行にも行って見たいってくらいかな。

パスポートくらいは不自由なく使えるようになって欲しいけど...


しかし、例え戸籍を変えることができても、それをするのが本当にベターなのかどうかは私の立場では微妙です。

戸籍って言うのは三世代後くらいまでは実際に影響すると思うのです。

今回、相続なんてやっていると改正原戸籍などをとっていくと性別変更したことが一目瞭然だし、そうでなくても(平成○○年○月○日「平成15年7月16日法律第百十一号四条による裁判発効同月○日嘱託」)なんて記載が残るんですよ。

それをすることが私の子孫に対してどういう影響をもたらすのか、現時点ではわからないから。


最近、MtFの妻たちのブログを目にすることが多くなりました。

最初から知っていて結婚した人は別にして、結婚してからカミングアウトされた場合、それぞれ妻の立場で受け止め方が違うようには思えますが、決して喜ばしいことではないでしょう。

しかし、冷静でない当事者より、自分に火の粉が降りかかっているにも拘らず、とても冷静に見ていらっしゃいます。

その中でも妻の立場を思いやって、治療の方針を話し合いながら進めている人もあれば、妻や子供の意思を無視して自分の気持が楽になることだけを追求している身勝手なケースも多々身受けられます。


後者のような人は「子がないこと」の条件が撤廃されたら、配偶者や子供の意思など関係なしにことを進めていくのでしょう。

このような身勝手なMtFがいる限り、せっせと要件を満たす行動をした挙句の果てに離婚を切り出し性別変更を試みる当事者も続出しそうです。

このようなケースの性別変更が抑制されない限り、安易な撤廃には賛同しかねるんです。

ご自身が扶養すべき、妻子の幸せを親としてどのように考えているのでしょうか。

思い通りにならないと、妻子に暴力を振るうものまで現れ始めた昨今、娘さんの切実な日記などを見ると涙が出てきます。


ブログなどの日記を見ていると、何とかうまくやっていこうとしている人も、強い口調で愚痴っている人もどれも妻としてトランスしていく「ご主人」への強い愛情が根底にあるのが、垣間見れます。

これは女性だからでしょうね。


それに比べて身勝手なトランスをしている「ご主人」は本人がなんと言われようと酒乱やDVの旦那となんら変わらないように思えてなりません。

私は非難しているのではないことだけは了解して欲しいと思います。

私は人を変えることができるなんて思ってもいません。

ただ、いかなる場合においても大切なものだけは見失わないで欲しいと思うからです。


私には身近に懇意にしているGIDのお友達はいません。また、そうしたいとも思っていません。

なぜなら私の身近のMtF・Tsで幸せそうな人を見受けないからです。

また、そういった人に人間として大切なものや幸せとは何かをお話しても、考え方のベースが全く違うので、私が家族の気持ちを大切にしていることさえ、非難されることも多いですし、第一うまく行っている人から言われることほど侮辱されたと批判的に捉えられてしまうものです。

ですから聞き入れる耳を持たないだけでなく、批判ばかりの人達とは関わりたくなくなるのは仕方ないことですよね。

冷静に見れる人が見れば当然のことなんですが、群れてお互いのトランス度のみを競っている人たちには冷静さは皆無ですね。

お互いが傷を舐め合って、赤信号もみんなで渡れば怖くないって...そんな言葉がはやった時期もありましたよね。

また、そのような相談を受けても安易に手取り足取り、ホルモンや性別適合手術について手ほどきする人って本当にその人のことを考えているのでしょうか?

それは生活基盤の根幹を揺るがせるとても友人としてだけで支えられるものではないのです。


少し離れているGIDのお友達はいるのですが、周りを大切にできる人とは一緒にいても愉しいものです。

彼女は自分の夢に向かって(トランスではないですよ)頑張っていて私にも勇気を分けてくれることです。

それでいて結構、ガラスの神経なんですけどね(^^)

しかし、自分に対してではなく、周りに対して発する言葉が輝いているんですよね。

だから安心感があります♪


同じ悩みを共有できても皆違います。

困ったときに相談にのってくれる友達は大切だと思います。

しかし、お友達が全員、MtFばかりで、寄ってはトランスの話ばかりして、トランス度を競ってばかりの人たちは聞く耳を持たない人たちです。

私の身近のGIDはみんな、大切なものを見失って目的に向かってわき目も振らず、周り気持ちさえ追い越してまっしぐら...

その結末は...離婚、家族離散、職場でのイジメ?(ご本人の対人関係のまずさが原因のことが多いようですが)、離職、貧困、孤独、精神疾患の発病、向精神薬による思考力の低下、自殺・犯罪。

個々のケースによってみんな違いますが、幸せとは逆の方向に堕ちて行く人ばかり...

GIDの治療さえままならなくなった人もたくさんいます。

こんな淋しい人生を本当に目指しているのですか?


だから、立ち止まって考えて欲しいのです。何が本当に大切で何を我慢しないといけないのかを。

ペンを持って紙に書いてみること。

そして、それを良く見える場所に掲示しておくと良いのではないでしょうか。



さて、私の場合困るのは海外旅行にいく場合のトラブルと戸籍謄本や住民票を受付に直接提出するような場合にのみちょっと気を使うくらいで、それ以外ではさほど困っていないんです。

実生活ではストレスを感じないで生きていけていますから。


ですから、裁判で最高裁まで上告して戸籍の性別変更について戦った「子持ち」当事者のお二方の当事者の気持ちが理解できないんです。

名前を出して子供まで巻き込んで裁判までして戸籍の性別を変えたいってことがわかりません。

それにこれらの方のお子さんはまだ、小学生くらいでしょうか?

まだ、自分の考えさえはっきりいえない年齢のお子さんにお父さんのことを「お母さん」と呼ばせているようです。

多感な思春期に入っても、裁判を通じて有名になったトランス女性のお父さんを「お母さん」と躊躇いなく呼んでくれるのでしょうか?それが本当に子供のためを思った行動でしょうか?

私には自分のことだけを考えた行動に見えてなりません。


私はひっそりと普通に暮らせればそれで良いので、そこまでなさることについての価値を見出せずにいます。

戸籍ってそんなに不都合でしょうか?

同じような立場の私がさほど苦痛に感じないのでとても不思議に思ってしまいます。

私は戸籍を変えても変えなくても、今の生活から何も変わらないと思うのです。

望んだものは戸籍に頼らなくても手に入れられたと思っています。


週末は全国的に雪模様のようです。

風邪など召しませんようにお気をつけくださいませ(*^^)v

なんて、ふと思いましてアメーバブログなるものを登録していたのですがやっと書いてみようかなと思えるようになりました(///∇//)

プロフィールにデカデカと書くほどのことではないと私個人は考えていますのでこちらに少しだけ自己紹介をしておきます。

私は某県の県庁所在地に住んでいる性同一性障害を持つMtF・Tsです。

ちょっと難しいでしょうか?

MtF・TsとはMale to Female Transsexualの略で生まれた性別は男性なのですが女性として生活する者と訳したらお解かりいただけますでしょうか。

家族は妻と高校生の子供がいます。

所謂、子有り当事者と言われる者です。


今の法制度(性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律、平成15年7月16日法律第111号)により戸籍の性別変更ができる道が開け、一部のこの障害を持つ人には福音となっています。

この制度により、性別変更の申立を家庭裁判所に行うためには、次の条件をすべて満たさなければなりません。


一. 二十歳以上であること

二. 現に婚姻をしていないこと

三. 現に子がいないこと

四. 生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること

五. その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること


の5つの要件のすべてを満たさないといけません。

上の自己紹介のとおり、私は二と三の要件は満たすことができません。

しかし、私は戸籍変更より素晴らしいものを手にしています。

それは私には大切な家族があるからです。


もう何年も、連れ添った妻は(私の一方的な都合で妻の本意ではないですが、、性的に云々を抜きにしても)一生を添い遂げたい伴侶ですし、こんな私でもたった一人授かった子供は生意気盛りですが、目に入れても痛くないほど可愛いものです。

その上、不本意ながらも理解してくれる家族に恵まれてもおります。

それにちゃんと生活できる職場をいただけており、生活に困窮することなく日常を過ごせていることなど、色々な意味で私は幸せです。

ですから哀れんでいただくことも、哀しんで頂くことも無用にお願いします<(_ _)>


私自身は会社員として会社にカミングアウトして、女性としての勤務を認めていただきました。

ここのところは正しくは直属の上司にだけ、カミングアウトしていたのですが、私が男性に見えなくなったことに気付いた人事の女性の指摘で、上司が真実を話したことから役員さんとお話して1つの基準をもって認めていただいたのです。


とは言いましても、最初は髪の毛の長さやスカート、トイレなどの規制を持ち出されました。

最終的には髪の毛は不問、スカートは禁止ではなく女性用スーツとい曖昧な表現になり、会社内でのトイレは移行状況によって徐々にという取決めで合意していただきました。


あれから、4年に間もなくなりますが、今では何の規制もなく普通の女性と同等の生活を認めていただいています。

会社内にも私がTsであると全く知らない人も増えています。

カミングアウトしたときの噂の伝達は早かったですが、人の噂も七十五日とはよく言ったものです。

そんなものですから、女性のお友達はたくさん増えました。

会社内や通っている教室などにです。

今ではあえてカミングアウトはしていません。

仲良くなるほど、正直言うと隠し事をしているという負い目を感じることもあります。



ただ、私が壁を作っちゃう傾向があります。

それは女性の友人と話しが合わない訳でも、違いに気後れするというより妻の存在です。

私にとってもっとも大切な人は妻なんです。


例えば、既婚の女性が女性同士で旅行をするとしましょう。

女性同士であれば、その中に未婚の女性がいてもご主人は不快には思わないでしょう。


私のケースで、私がこの既婚女性とした場合、妻としては決して愉快ではないと思うのです。

妻にとって私は百歩譲ってくれて女性と認めてくれていますが、妻は他の女性を圧倒する唯一の女性であるという立場は侵害してはいけないと私自身思っているからです。

それが妻に対する唯一の私の誠意だと思うからです。

ましてや男に走るなんて侮辱行為の何者でもないと思うのです。


私は妻に女性としての幸せの半分は与えることができない欠陥品です。

この欠陥品でも大切に思ってくれる人がいる私は幸せ者だし、その欠陥品のできることは残りの50%のすべてを妻に捧げることだと思っています。


これ以後は大切な家族のために、家族については詳細は一切触れません。

私のブログで家族に迷惑をかけることは欠陥品のできる50%に抵触すると思うからです。


そんなこんなで核心の部分は書かないことこともあると思います。

お断りしますが、当事者の中にも相手の立場も考えず、自身の苦しみばかりを訴える方をしばしば見受けます。

とても残念なことです。

自身のトランスは周囲、特に肉親や家族に精神的なストレスを色々な局面で与えていることは忘れずに大切なものを大切にできる私であり続けたいと思っています。