今年、わたしは還暦を迎えました。
人生100年時代と言われているけれど、60歳ってやっぱり節目。若いころは「60歳=おばあちゃん」のイメージだったけど、
いざ自分がなってみると…うーん、まだ気持ちはそんなに老け込んでない 笑
そんなわたしに、ある日、娘がダイソーで見つけてきてくれたのが
「もしもノート」なるもの。
1冊は「じぶんノート」──わたしについてのことを書くノート。
どこで生まれて、どんな家族がいて、どんなことが好きで、嫌いで。
人生のアルバムみたいなノート。
もう1冊は「おかねノート」──老後に必要なお金や、
預金のこと、保険のこと、いざというときのために
整理しておくノート。
「これ、マミが書いておいたら、私ら助かるから」って。
さらっと娘は言うけど…けっこう重いぞ 笑
でも、その一言が胸に残ってて。
ちゃんと生きる準備、そろそろ始めなきゃなぁって思ったのです。
というのも、わたしの母は、70歳のときに脳梗塞で突然倒れてしまいました。
それまで元気だったのに、言葉も失い、体も自由がきかなくなり…寝たきりに。聞いておきたかったことは、まだ山ほどあったのに。
それが、もう聞けなくなってしまった。
いちばん困ったのは、銀行のこと。
暗証番号が分からなくて、お金を下ろすのにも本当に苦労しました。
今って、親子でも暗証番号は教えてもらえないんですね。
たとえ家族でも「本人じゃないと対応できません」って、きっぱり言われてしまう。
「まだ大丈夫」「そのうち聞けばいい」なんて思っていたけど、
“そのうち”なんて、こないこともある。
あのときの経験があるからこそ、
娘がくれた「もしもノート」に、ちゃんと書いておこうと思っています。
