ここ何日か、家族信託について数回にわたって書いてきました。
もしかしたら、
「占い師さんなのに、ずいぶん法律の話をするんですね」
と思われた方もいるかもしれません(笑)
実は私自身、2年前までは家族信託という言葉すら知りませんでした。
きっかけは、親の入院でした。
その時初めて、親も年を取るんだな、
という当たり前の事実を突きつけられた気がしたのです。
もちろん、頭では分かっていました。
誰だって年を取ります。
私もいずれ年を取ります。
けれど、知識として知っていることと、
現実として向き合うことは全く別でした。
親はずっと親です。
どこかで、いつまでも元気でいてくれるような気がしていました。
でも違ったんですね。
ある日突然、病気になったり、入院したり、
介護が必要になったりすることもある。
それが人生なんだと気づかされました。
家族信託について調べ始めたのも、
不動産のためでも、相続のためでもありません。
本当は、不安だったからです。
親のことが。
将来のことが。
そして、
自分に何ができるのか分からなかったからです。
そんな中で、家族信託という制度を知りました。
成年後見制度も知りました。
介護保険についても調べました。
施設についても調べました。
けれど、調べれば調べるほど思ったのです。
本当に大事なのは、制度そのものではないのかもしれない、と。
もちろん制度は大切です。
知っていることで助かることもあります。
でも、制度を使う前に必要なのは、家族で話すこと。
親が元気なうちに、将来について少しずつ話しておくこと。
その方がずっと大切なのではないかと思うようになりました。
不思議なもので、家族というのは近すぎる存在です。
だからこそ、お金の話も、介護の話も、相続の話も、
なんとなく後回しになってしまいます。
私もそうでした。
縁起でもない気がして、話題にすることを避けていました。
でも、
本当に困るのは、何も話さないまま時間だけが過ぎてしまうことなのかもしれません。
今回、家族信託について記事を書こうと思ったのは、
誰かに制度を勧めたかったからではありません。
私自身が不安になり、
調べ、
考え、
少しだけ前を向けた。
その経験を共有したかったからです。
もしこの記事を読んでくださった方が、
「そういえば、親とそんな話をしたことがなかったな」
と思ったなら、それだけで十分です😊
占いでも人生相談でもそうですが、
未来を完全に予測することはできません。
けれど、未来に備えることはできます。
家族信託という制度も、私にとっては、
未来への備えを考えるきっかけのひとつでした🌱
読んで頂き、ありがとうございました✨️