5月26日
呼吸器内科に続き呼吸器外科で手術についてのお話を聞く。
診察室に入ると先生が、
「ちょっとびっくりしたねぇ。気管に癌ができるって珍しくて滅多にないよ」と。
でもそんなに大きくないし、気管の下の方に腫瘍ができていて範囲も狭いから
手術で採れそうな気がする。右開胸でいけるんじゃないかと。
気管を切除するから麻酔方法は難しく、
普段やらない操作を麻酔科の先生に特殊な方法でやってもらう事になる。
あと気管はたくさん切れなくて切る長さが限られてくるから、
それ以上無理と言う場合には放射線を術後に追加させてもらうかもしれない。
気管は軟骨で出来ているからくっつけた後に首を後ろに倒したりして、
離れる力が加わってしまうとくっつかない。
その為には胸の中で固定を緩めて柔軟にする処置をしないといけない。
私は9年前に肺がん切除していてリンパ節も切除した事で固まってしまっているから、
胸の中の方で固定を緩める処置が足りなかった場合、首の方から緩める必要がある。
その時は、首の専門家の先生に首のところを少し切開してもらう事になる。
これは術中に決めることになる。
術後は首を伸ばさないよう気を付けて、下を向く体勢でいないといけない。
あまりにも固定が強い場合は、首を後退しないように顎と胸を糸で固定するかもしれない。
糸で縫って首を後退したら引っ張られて痛いから後退しないようにするって事ね。
で、私の場合は腫瘍が小さくて切るだけで良いから
「もう手術日は決めてあります。来週やるつもりでいます」って。早っ(笑)
もう準備は全て整ってるって事でした。先生ありがとうございます♪
全身麻酔4~5時間、気管悪性腫瘍摘出、気管環状切除、形成術、2週間入院予定。
外科の先生曰く放射線は切った結果を見てから。
血痰がでて良かったね。早く来れてCT見てすぐわかったから良かった。と言われました。
今回も早期発見だったんでしょうか?
あとは、手術に必要な肺活量と入院手続きをしてから帰りました。