今年のおせちのコンセプトは
「The 定番」でした。
今後、我が家で毎年のお決まりメニューとなるようなものを開発したい。
そんな気持ちで、
地味めなメニューですが、手間と少々のアイデアをプラスしてみました。
まずは「紅白なます」
紅なます:ニンジンの千切りを塩でしなっとさせて
春菊のみじんぎりで香り豊かに、ごまをあしらってお酢少々。
甘みはニンジン本来の甘さを活かして。
ニンジンと春菊の香りが合います。
白なます:ダイコンは拍子木切りを面取りして下ごしらえ。
塩水につけてみました。塩でもむより歯ごたえが活きるかしら?と。
こちらも甘みはダイコン自体の甘みで。
完熟のシークワーサー果汁と皮の千切りで和えます。
大人のオトコも喜ぶお酒の進む一品に。
続いて、「黒豆煮」
昆布を小さな正方形にして一緒に煮込みました。
お豆がある程度柔らかくなってから昆布を入れた方がよかです。
昆布が溶けちゃうんですね。(上の写真はそれです
)甘みを抑えて醤油がちな味付けで。
これがまた、日本酒にも赤ワインとも相性よし。
そして、今年のメインは実はこの「栗きんとん2種盛り」
パートナーは栗きんとんは甘さが嫌でキライらしく
「意味がわからん!」とか、のたまっておりました。
そんなこと言われちゃうと

何故だか、売られた喧嘩は買ってやるぜ的な気持ちになる私。
嫌いなものを好きにさせるのって、
なんていうか征服欲(?)的なものなんでしょうか?
何かが満たされて、楽しい。フフフッ

普通の栗きんとんの方は、
いいキントキイモが手に入ったのでくちなしの色づけはナシ。
香りも良かったのでゆで汁を残して、
うらごしキントキをこれで柔らかくしました。
メープルシロップで軽い甘み、ちょっとの塩で味付け。
栗の甘露煮は水につけて甘みを抑えます。(これ大事)
ここにまたシークワーサー果汁でイヤミにならない程度の酸味をプラス。
もう1種の方は...
白インゲンと甘栗バージョン。
こちらもメープルシロップで軽い甘みを。ちょい塩。
シナモンにカルバドス(リンゴのブランデー)で香り付け。
結果は...大好評!
箸が進む進む。
シークワーサー風味は口当たりを爽やかにしてくれたみたいで
「あれ?うまい...」
白インゲンは「気品のある味」と高評価。
あっと言う間になくなって、リクエストで2回仕込んだほどでした。
ざま~みやがれ~!
誰に言っているのかわかりませんが。

とにかく今回のミッションを成功させた気持ちです。
こちらは「菜の花のからしあえ」
なんていうことのない普段のメニューですが、
ナッツをペーストにしたものを和え衣にしたのがおせち仕様。
マイルドながらキリリッと辛いアンビバレントな魅力がウリです。
「根菜の押し寿司」です。
ごはんに酢〆のレンコンを合わせ、ゴボウの甘辛煮をサンド。
から煎りした、けしの実でお化粧です。
初めての押し寿司。作業がとっても楽しい

型のヒノキの香りもほのかに移ってうっとりです。
大トリは「野菜いための菊花あんかけ」
色とりどりの野菜をざっと下ゆでし、炒め合わせて、
別で用意していた和風だしのあんと味を馴染ませます。
仕上げに菊の花を散らしました。
このほろ苦さがいいアクセントになってくれました。
ちょっと多いかなという量でバッチリです。



と。
こんなラインナップが我が家のおせちでした。
他にもごま豆腐やスパイスを効かせたベリーのケーキなんかも
作りたかったのですが。
年末に打てなかった蕎麦を打ってみたらば大失敗。
初心者はいきなり十割そばにチャレンジしちゃいけなかったみたい

そんなこんなで年明けからキッチンは大混乱と試行錯誤の嵐でした。
今年もよろしくお願いします。




