過去を脱ぎ捨てていく日々に。










180331 翠

1. 青春狂走曲 / サニーデイ・サービス

2. 気分 / FISHMANS

3. できない / ゆらゆら帝国

4. かんたんな自由 

/ OGRE YOU ASSHOLE

5. サンダーバード・ヒルズ 

/ THEE MICHELLE GUN ELEMENT 

6. 笑顔の未来へ 

/ エレファントカシマシ

7. ハンアンコタ / AL

8. ヨーロッパ / People In The Box

9. アストライド(Album Mix)

/ スガシカオ

10. 雨あがりのステップ(チャリティ ver.)

/ 新しい地図










この年の月末のプレイリストは、その月の集大成みたいなプレイリストになるのだけれど、その方向性が決定づけられたプレイリスト。



大味だけど、それが醍醐味。



青春狂走曲」はサニーデイ・サービスのベストアルバムから。まあ、『東京』にも入ってるけれど、これには訳がある。

二月末に例の如く高速バスで東京へと行ったのだけれど、なんの興に乗ったのか、サニーデイ・サービスのベスト盤を聴いたところ、どハマりしたのだ。
因みにこの時のお気に入りは「あじさい」なのだけれど、次々と曲を覚えていき、満を辞して初めてエントリーしたのが、この「青春狂走曲」というわけ。
東京に来て初めてハマったアーティストといえば、このバンドなのである。



こっちはこうさ どうにもならんよ



そんな日々が続く、今日まで。


からの「気分」は、出し惜しみに出し惜しんだ一曲。もう、此処しかない!と思って入れたのです。



勇気のカケラも見せずに 
死ぬのはだれですか?



そんな決意など。

からの「できない」「かんたんな自由」も出し惜しみ曲。
小気味いいテンポに乗せられる皮肉な歌詞。
当時、派遣のバイトも入ってたから、そう言う一面も反映していたりして…。


A面ラストは「サンダーバード・ヒルズ」。
大曲中の大曲。



お前の未来を愛してる



そんな言葉で後押しされたい、気分なのだ。


続く「笑顔の未来」はエレファントカシマシで一番好きな曲かもしれない。
そうじゃなくても、一番ポップロックな曲はこの曲だと思う。構成もシンプルだし。


そして「ハンアンコタ」。
もう、新生活!と言う感じ。
ダブルボーカルの強み、此処にありと言うナンバー。



うつむかないでBaby 君のために



そんななかで「ヨーロッパ」は、世界観づけかな。
この曲が入ってないと、ただの頑張れプレイリストになっちゃうから、一曲スッと入ってると安心感がある。



君の胸騒ぎが本当になるといいな



なんて歌詞もあるんだけどね。


アストライド」はスガシカオさんの最高傑作の一つ。
なんともふらふらとした覚束ないメロディーラインと、サビの力強いメロディーラインのギャップが良い。



何度だって やり直せばいい
何度だって 恥ずかしくはないよ
ぼくが思う世界へ
まずぼくが歩き出すんだ



雨あがりのステップ」は、ボーナストラックみたいな立ち位置。
ひさしぶりに聴くと良い曲すぎてビビる。
これ以上ないくらい、締めにピッタリの曲。
他の曲順も考えたけど、ここにしか無理。





誰もが 新しい道を行ける気がした









そんな、三月の終わり。

ラストの引用がそうだけど、“新しい道” に行くための後押しが多いかな。ま、そんななかで「できない」とか「かんたんな自由」があるのが面白いんだけど。

前半戦は良く聴くけど、後半はあんまり聴かないかな。

まあでも、力が入ってるぶん印象的ではあるかな。とりあえず、今回書くにあたって、書きにくいってことはなかったくらいには。