1. 進水式 / KIRINJI
2. 風の歌 / GRAPEVINE
3. イージュー★ライダー / 奥田民生
4. beautiful glider
/ BUMP OF CHICKEN
5. 地平線を越えて / フジファブリック
6. 悲しみの果て / エレファントカシマシ
7. 6つの来し方行く末 / MOONRIDERS
8. はじまりのうた / SMAP
9. 1/6の夢旅人2002 / 樋口了一
10. 晴天ナリ / UNICORN
京都ラストのプレイリスト。
そういうことを意識したから、そういうふうになってるプレイリスト。
「進水式」は新生 KIRINJI の一曲目。
もともと兄弟でやってたから解散なんてないだろうと思っていたけれど、いつのまにか解消し、今ではバンドですらなくて、個人プロジェクトになってるとは、げに時の流れは恐ろしい…。
ポール・マッカートニーがビートルズ解散後組んだバンド、WINGS。その三作目にして傑作、「Band On The Run」のオープニング二曲をギュッとしたような曲感。
“必ず 生きて還ろう”
からの「風の歌」。
一曲目からだけど、90年代感が凄いのです。歌モノロックっていうのかなぁ。Oasis 感というべきか。
“いつだって少しの夢を見て
揺れていたいんだ
そう思うんだよ”
二曲目に大曲が来るけど、このプレイリストは全体的に大曲しかないので、問題なし。
「イージュー★ライダー」は、二曲続いた壮大な世界観を一旦日常ベースに戻す一曲。風通しよく、というか、なんちゅうか。
まあ、名曲を惜しみなく使う!がこのプレイリストの真髄の一つでもあるので、ちょっとした小休止にも名曲が使われているのです。
“幅広い心を
くだらないアイデアを
軽く笑えるユーモアを
うまくやり抜く賢さを”
カラオケで歌うと、歌詞の順番が分からなくなる一曲でもある。
「beautiful glider」はBUMP OF CHICKEN のなかでも特に思い入れのある一曲。というか、一番好きな曲。高校生の頃から聴いてる一曲で、まあことあるごとに支えになってる。
“いつだってそうやって頑張って考えて
探してきたじゃないか”
で、今回の肝「地平線を越えて」。
このプレイリスト、下手すると感傷的な曲ばっかりになるんですよ。なので、程よく感傷的にならない楽曲を入れず、ただ全体の雰囲気を崩さない楽曲…で出てきたのが、コレ。
コレが、ドンピシャの采配。
間違いなく、ハイライト。
“左が右か どちらでも良いか
舌出して笑い飛ばしてしまおう”
後半戦は、「悲しみの果て」。
地味に短い曲。
そのぶん、中身の濃い曲。
“悲しみの果ては
素晴らしい日々を
送っていこうぜ”
カラオケで歌うときに、たまーに一曲目に入れたりもする。
そして大概、高音で大変なことになる。
からの「6つの来し方行く末」は、MOONRIDERSクラッシックの一曲。
たぶんブログでも何回か言及していると思う、
“二月の終わりは いつなんだろう
考えすぎても 仕方無いこと
春も夏も秋冬も いつも僕たちは
仕事をしてきた それでいいんだろうと”
ここの秀逸さが好き。
ちなみに、30年以上バンドをやってきて、メンバー全員が歌い手として非常に魅力のだけれど、全員が同じメロディーで6番まで歌い繋ぐ歌っているのはこの曲だけなのも、なんか良い。