1. できれば愛を / 坂本慎太郎
2. LET'S GO! / ORIGINAL LOVE
3. 優等生 / スガシカオ
4. Shining Star / Earth, Wind & Fire
5. 100ミリちょっとの / FISHMANS
6. スマイレス スマイル / 電気グルーヴ
7. ジャヴァ・ワ・ジャヴァ
(ヴィジョンズ・オブ・ラヴ)/ Godiego
8. Losing you / APOGEE
9. ソウデス! / 草彅剛
10. スマイル / cero
先週のファンキー路線を残しつつ、後半に行くにつれて、だんだん独自性を見せていくグラデーションを楽しめるプレイリスト。
「できれば愛を」「LET'S GO!」「優等生」の三曲は好きなアーティストのねっとりとしたリズムを楽しみながら、ポップネッスにやられるメドレー。
このメドレー大好き。
大好物しか出てこない感じ?
お子様ランチというか。
ラーメン半チャーハンに焼き餃子、みたいな。
伝わってるかしら?
からの「Shining Star」は、ラーメンの例えで言えば、締めのデザート、杏仁豆腐。
サッパリした味で口を整えつつ、次の曲へ少しギアを変える。
からの、「100ミリちょっとの」は、後半戦への伏線。
“笑いを忘れた恋人たちには
新しい明日が見えてくる”
この、“笑い” がキーワードというか、この歌詞自体が後で引用されるので、入ってる。
ただ、曲順も見事にハマっていて、なかなか良きよ。
「スマイレス スマイル」はセンチな電気グルーヴ。
後半のテーマである “笑い” に重点を置きつつ、ちょっと突き放しているのがポイント。
からの、「ジャヴァ・ワ・ジャヴァ(ヴィジョンズ・オブ・ラヴ)」は、A面のファンキー路線を引き継いでいる楽曲。
にしても Godiego、良い曲多いのにリマスターを手に入れてないから使いにくいってのが悩みなんだよなぁ…。
うーん、今年こそ。
「Losing You」も、A面の雰囲気を感じさせながら、爽快感と浮遊感を感じさせる不思議なポップスとして独自性を放っている一曲。
からの「ソウデス!」は草彅剛さんのソロ曲。
なんというか、めっちゃポップ。
全部オールオーケー!みたいな能天気な楽曲。
“ソウデス! 僕らの歌声が
ソウデス! 明日を繋ぐのさ”
ちなみに、このプレイリストから五作連続でSMAPのソロ曲が入ります。
ラストは、「スマイル」。
この曲で、「100ミリちょっとの」で出てきたフレーズが回収される。
まあ、ちょっとしたコンセプトアルバム感。
“なんでもいいさ 笑え”
つうわけで。
前半戦と後半戦で少し毛色が違いながら、地味にコンセプトアルバムの様相も見せる、不思議なプレイリスト。
結構聴くプレイリストで、特にオープニングの三曲は、かなり傑作。
それに比べれば後半は些かバラバラに見えるけれど、それでも完成度の高さ変わらない。
好きなプレイリスト。