1. HELLO / UNICORN
2. セントレイ / サカナクション
3. 風になりたい / THE BOOM
4. 君の胸に抱かれたい / キリンジ
5. 例え / 空気公団
6. すべて大丈夫 / OGRE YOU ASSHOLE
7. アクアテラリウム / やなぎなぎ
8. フェティシュ(Fetish)[Fork Mix]
/ 中谷美紀
9. 言葉はさんかく こころは四角 / くるり
10. スカイライン / GRAPEVINE
ベトナムから帰って来た時点でのプレイリスト。
「HELLO」がすでに帰ってきたことを表す曲。
アルバム『シャンブル』のラストナンバーなのだけれど、こういうラストナンバーを一曲目に持ってくるのは個人的なフェチ。
ライブとかでも、ラストナンバーが一曲目にくると、「おおお!」ってなるタイプ。
あと、ライブの本編最後の楽曲が、アルバムの一曲目とか、最新シングルとかでも沸き立つタイプ。
からの「セントレイ」は、アルバムバージョンで選曲。
好きなのは、間髪入れずに始まるシングルバージョンなのだけれど、アルバムバージョンに入ってるイントロのチューニング音が、「HELLO」で帰ってきたところから、もう一度始まる感が出てきて、繋がりとして好きなのです。
ちなみに、地味に初めて買った CD だったりします。
で、「風になりたい」。
これは、25周年記念のベストアルバムに入っている新録バージョン。
とは言っても、当時はそれが別バージョンとは知らずに入れていたのだけれど。
初めにコーラスがはいるのですが、「セントレイ」のピコピコから、100%人力になる流れがすごく好き。
あと、何気に個人的に感じたベトナム感があるのも良い。
そして、「君の胸に抱かれたい」。
題名が「〜たい」で繋がってるのはご愛嬌。
ふとした時に聴きたくなったり、口ずさんだりする楽曲。
なんというか、このフワッと優しい浮遊感が、ベトナムの空気感?
「例え」は短いながらアイデアが詰め込まれている、空気公団らしい楽曲。
アコギと手拍子だけで始まって、終盤にかけてだんだん盛り上がっていくのが良き。
この楽曲は実の所ベトナム旅行とは関係なく、その直後に行った奈良旅行の時に聴きたくなった楽曲…ということを書きながら思い出した。
そういえば言ってたわ、春日大社。
「すべて大丈夫」は、次の「アクアテラリウム」のイントロ的な役割。
なんか、海洋感が欲しくなった時に、この楽曲が浮かんだのです。
深海に潜っている感じ、というか、深海を進んでいると言うか。
そしてその先にある、「アクアテラリウム」。
ベトナムに行ってる時、何故かずーっとやなぎなぎさんを聴いてて、意を決して入れたのがこの楽曲。
いや、この楽曲は完成度が高いんですよ。
完成度長い楽曲は、プレイリストに入れるのに、勇気いるんです。
スベレナイゾ…的な。
この前後の流れは結構好きで、入れてよかったと思ってる。
そして、「フェティッシュ」。
あんまり定かではないけれど、「アクアテラリウム」入れるなら、一緒に入れようと前々から思ってた曲だった気がする。
“君か自分の少年の時代しか
愛さないように 君を愛した”
ってところが好き。
悪いお姉さん感?というか、そんな感じが。
「言葉はさんかく こころは四角」は、アルバムバージョン。
実はシングルバージョンの方が、実験的だったりする。
ヒトカラにはシングルバージョンで挑んでいたり。
からの、「スカイライン」。
前の楽曲と合わせて、理想的な終わり方。
文句のつけようがない、清々しさで終わるのが、いかにも日本に帰ってきたと言う感じだ。
少しカントリー調って言うのも大きいかも。
そんな、日本に帰ってきて一発目のプレイリスト。
選曲もさることながら、繋がりとして聴いた時に、フェチズムをくすぐるっているのが、このプレイリストの肝。
もうしばらくは外国に行く機会も無さそうなので、ある意味、今回限りというのが大きいプレイリストでもある。
全体的には、瑞々しさや、清々しさが多くを占める、割とらしくない、プレイリストと言えるだろう。