あさ、雨音で飛び起きた。
洗濯物干しっぱなし!
…まあ、あとは部屋干しでなんとかなるだろうくらいの濡れかたでした。
そんな、ブルーな日下の、思い出す映画。
『ブルーに生まれついて』
ロバート・バドロー監督
チェット・ベイカーというトランペッターの半生を描く映画。
少し話題に出した、この映画との二本立て。
昔、浪人時代に通ってた予備校の世界史の先生が、
「アメリカの文化は三つである。
それは、ハリウッド映画と野球とアメフトだ」
と言ったのを思い出すのですが、ジャズは入らないのかな?、とも思ったり。(ちなみに、ロックンロールはイギリスだと思う。)
置いといて。
いくら事実だからと行って、いい人に仕立て上げることだってできると思うのですよ。
特にラスト。
ただ事実から逃げない物語の強さが、
主人公の弱さ青さを鮮烈に観客に伝えていたと思うし、
その弱さや青さを描くことは、そのまま作品の評価の低くなることには繋がらない、
ということを見せているのだと思う。
(どうでも良いけれど、弱さや青さを “人間らしさ” って捉え直すのって、割と傲慢な気もする。)
あと、原題の『Born to Be Blue』を、“生まれついて” という少しひねった邦訳も好き。
この人間としての “あるべき姿” がわかっている分だけ、
美への真摯さと共にズレていく生来の “どうしようもなさ”、
この良し悪しをハッキリと描かず、映画として昇華され、かつチェット・ベイカーのジャズへのプリンシプルに沿って描かれた作品だと思う。

