沈まじと、息を潜めて、底に這う、日下です。
昨日、潜水艦戦が好き!という話をしたのですが、
じゃ、どこからハマったのかというと、
『青の6号』
からです。
二年前に見て、
「潜水艦、めちゃくちゃ熱い戦い…」
「なんつーディストピア…」
「敵のゾーン・ダイク、渋い…」
…と、諸々の感想を持ったのですが、
さらに拍車をかける、サントラ。
とにかく、THE THRILLE のホーン隊が凄まじい。
ライノーツで書かれている内容に、
「ホーンは人間の肺の延長」
という言葉があるのですが、
息づかいの中に見える、躍動と生命力、
反対に、鳴ってない時の
ベースとドラムの確かなリズムによる緊張が、
海の底を、アグレッシヴに描いている…
何しろ、9本ものホーンが鳴っている。
層が厚いというよりも、層が深い。
それは、冷たくも激しい海流のうねり。
また、4分前後という、
サントラとしてはガッツリとした分量の楽曲を9曲、
40分でまとめるという構成も
このアルバムを良く聴く一つの要因。
一時期、隙をみては聴いてた、名盤。
オーディオで、大音量で、
かけるのが最高なんじゃ〜
ちなみに、久しぶりにライナーノーツを見たら、
ロベルト小山さんを発見。
どこかで見たと思って、検索したら、
CARNATION のライブや楽曲に参加してる方だった。
世界は見えないところで繋がっていたりする