こんばんは、日下です。




『ラヂオの時間』




三谷幸喜監督の、ラジオドラマの生放送を舞台にした喜劇。


物語の核となるキャラクターはもちろんいるのだけれど、いわゆる “モブ” がいないというのも大きな特徴。

これは、もともと舞台作品をもとにした片鱗なのかなぁ。(山内ケンジ監督『テラスにて』も、思い出したら、そうだった。)



物語が進むにつれて、少しずつのズレもとい各キャラのエゴが、次々とハプニングに繋がっていくのと、

そこに各キャラの役職でのプライドとが、

各キャラ個人とキャラ間で、
ぶつかり合っていくのに圧倒される。

そして彼らを演じる、俳優陣のバラエティさ。





 …凄すぎて何も言えん えーん





そして、最後。

「終わりよければ、全て良し」なんて言うけれど、
本当に良いラスト(もしくは、クライマックス)は、
それまでの本編も伏線も全て繋がっているから、
良いのだろうと、今更ながら思う。







ただ、それとは別にラジオドラマへの思い入れも強くて、
中学生の時に NHK のラジオドラマを聴いてたのですが、
生ではないものの、あの頃に聴いてた
ラジオドラマの現場は、こんな感じだったのかなぁと、ふと想像してみたり…





いつか出るのが、ひそかな夢。 にやり