さらにエスカレートする「談合リベート問題」や「不適切(悪徳)コンサルタント問題」 | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

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破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

私は約20年前に、マンションの大規模修繕工事にはびこるこの談合・リベート問題に異議を唱えはじめました。それが株式会社シーアイピーという会社を創業したきっかけにもなっています。そして、談合・リベート問題や不適切コンサルタント問題について、10年以上前からブログやSNSで発信しつづけています。

 

2013年に、講談社が運営しているWebマガジン「現代ビジネス」で取り上げていただいたことがきっかけとなり、これらの問題が徐々に社会で認識されはじめました。2017年1月には、ダイヤモンド社のビジネス週刊誌「週刊ダイヤモンド」で特集していただいたと同時に、国土交通省からは同月27日付で、不適切コンサルタントについての注意喚起が通知されました。

 

その後、各大手新聞社も「不適切コンサルタント問題」を1面トップで報道したり、雑誌でも特集を組んで大きく取り上げる動きが目立つようになりました。そして、同年10月19日には、NHKの番組「クローズアップ現代+」において、「追跡! マンション修繕工事の闇 狙われるあなたの積立金」と題して特集が組まれ、談合・リベート問題や不適切コンサルタント問題が社会問題化するに至ったのです。

 

さらに、その動きを後押しするように、国土交通省はマンション大規模修繕工事に関する実態調査を実施し、管理組合が大規模修繕工事を適正な価格で発注できるように、大規模修繕工事の戸あたりと床面積(㎡)あたりの工事金額を発表する(2018年5月11日)など、国としてもこれらの問題に正面から取り組む姿勢を見せはじめています。

 

ここまで来るのに何年もの時間がかかりましたし、私も非常に大きなパワーを注いできました。その原動力となったのは、父が始めた「ペンキ屋」です。父や私がお世話になった塗装業界や建設業界に恩返しがしたい。私の大好きなこの業界が、こんな談合・リベートなどという問題で評判を落としてほしくない。次世代に誇れる業界にしたいし、自分も家族に誇れる仕事をしていきたい――そんな一心で、この問題の掘り起こしやその仕組みの解明、対応策や撲滅方法などの検討に、それこそ採算度外視で力を尽くしてきました。

 

しかし、2020年となった現在も、この「談合リベート問題」や「不適切(悪徳)コンサルタント問題」は全く解決されることなく、むしろエスカレートしているのが今日の実態です。私は、これからも決死の覚悟で「談合リベート問題」や「不適切(悪徳)コンサルタント問題」に取り組むつもりです。